【活動報告】第2回 ちょと気になる子たちをささえるオヤジの集い 第二部

1月20日に開催した「第2回 ちょっと気になる子(発達障害)をささえるオヤジの集い」の第二部の報告です。

第二部は「参加者のブレインストーミング」でした。

本来でしたら一部で発表した2013年の事業計画について皆さんの意見を聞いて、当団体の事業についてやりたい事を提案して頂こうと思っていましたが、こちらが急に内容をふったこともあり、まだ具体的な事業の提案では多く意見がでることはありませんでした。

というより2時間近くの時間を設けましたがそれでもやはり時間が足りない状態でした。

これについては主催側の配慮に欠けていた面もあり、今後の反省とさせて頂きます。

ただその中でも、ファイナンシャルプランナーで、社会保険労務士でもあり、そして障害児のオヤジとしても様々な活動を展開されている平野さんから「親が知っておきたい、障害児を抱えた親の労務の問題、そして年金の問題」などお金に纏わる勉強会の開催をご提案頂きました。

これについてはとても貴重な意見でした。

昨年11月に、大阪で開催した「みんなで学ぼう!発達障害とその支援について」というイベントで、FPの鹿野佐代子さんに登壇頂いて知的障害者の金銭管理についてお話しを頂いたことがあります。

これは「当事者がお金の管理を覚える方法」ということで、当事者目線からの管理方法についてでした。

ただ平野さんが提案された企画は「障害児を抱える親が知っておきたいお金に関する様々な制度」というものでしたので、これは当事者の親が知っておくという目線での勉強会でした。

確かにこれはとても大切な問題です。

当団体の理事もそして私もまだ子どもが幼少ということもあり、この面に関してはなかなか意識が行きづらい。

しかし必ずその時が来るという前提において、事前知識として、様々な制度については知っておく必要があると感じました。

この平野さんには、社労士として労務管理や、そしてファイナンシャルプランナーとして、当事者の親が知っておくべきお金の問題については講演をして頂き、みんなで学べる機会を設けたいと思っています。

さて、それ以外には出てきた意見として「性」に関する問題。

知的障害者の「性」に関する問題はとても大きな課題です。

男性の場合は、性欲の制御がなかなか難しく、加害者となる場合も多いです。

また女性の場合は、なかなか抵抗しにくい環境が出来て被害者となるケースも多い。

この性の問題については、父親としてみんなで真剣に考えて様々な企画を考えていきたいと思いました。

この性のことについては当団体からある企画を提案させて頂きました。

この内容については、文面で書くと語弊もでる内容ですので詳細については割愛させて頂きますが、当団体の提案については参加者の方々も納得して頂き、その企画をいつの段階で実現化していくか?ということについて議論となりました。

他には参加者の方々から簡単な自己紹介などありました。

この意見交換の場はもっともっと時間が必要です。

時間がいくらあっても足りないほど、皆さんから様々な意見が出てとても熱い意見交換となりました。

「話すことで知ってもらう」「聞くことで知る」

この繰り返して、色々な知識や、皆さんの様々な経験や体験から学び合う場を作っていきたいと思います。

そして一部・二部で3時間のイベントもアッという間に過ぎて、イベントは終了。

その後は、飲食を兼ねての懇親会となりました。

懇親会については次回の活動報告で書きたいと思います。