バニーフーズさま見学・勉強ツアー その1

7月21日は、鎌倉市にある、株式会社バニーフーズへの見学ツアーを挙行しました。

これについては一日行事でしたので、3回に分けて報告いたします。

この見学ツアーの挙行に至ったのは、4月に開催した、当団体が開催しているミニ懇談会で企画・決定したものです。

今回はひので総合特許事務所を経営する弁理士の赤塚さんから提案がありました。

バニーフーズさんは30年前から鎌倉市において、弁当・惣菜・サンドイッチの販売店として運営。

その中でグループ企業を数社を設立して、その中で障害者の雇用する就労継続支援A型事業所を4年前に設立。

今ではグループ企業全体で、社員110名のうち半数の55名方を障害者として雇用して、鎌倉市内において、企業や学校などにお弁当を製造・配達しています。

(株)バニーフーズホームページ
http://www.1188-bunny.com/

バニーフーズ高橋社長は中小企業同友会の会員でもあり、そちらのホームページで高橋社長がご紹介されています。

参考としてリンクいたします。

(株)バニーフーズ 代表取締役 高橋良治様取材記事
http://saitama.doyu.jp/news/120213-111601.html

今回、バニーフーズさんへは、普段からおやじりんくとして活動を共にする14名のメンバーで、マイクロバスを貸し切り、埼玉から鎌倉に向けて皆でバニーフーズさんへ向かいました。

オヤジたちの遠足のようなものですから、道中はビールを飲み、宴会のような乗りで道中を行くのかな?と思っておりましたが、1人もアルコールを飲む人は居ません。

また無駄話は一切せずに、マイクロバスでは参加者一人一人が自己紹介をして、家庭のこと、仕事のこと、そして我が子の障害のことなどを語り自己紹介をしていきました。

また一人が話しているときは皆真剣。無駄話もせずに話している人の家庭環境や悩み、考えている事を真剣に聞いていました。

参加した方々の意識がとても高く、約2時間のバス移動の間は、今日の見学会から少しでも自分のスキルを高めようとしていました。

他の方々の話は個人情報の関係があるので割愛いたしますが、代表として皆さんに伝えたこと。

「今日のこの見学会は、皆で決めたイベントであるが、一人の「やりたい」という思が実現したイベント。やりたいこと。考えていること。思っていることが1人ではなかなかできないが、皆が集まればこのようにバスをチャーターしてみんなで見学に行くことが出来る。「やりたい」を実現させていくのがおやじりんくという団体。障害者の就労施設見学会は、支援学校や地域での障害者支援団体活動では普通にやっている行事。ただ異なる地域で異なる仕事行い、異なる年齢の人たちが、異なる子どもの障害特性を持ちながらも、ただひとつ「我が子の障害について真剣に考える」という共通だけで、自発的に集い行うことはとても意義がある活動。今日はこの意義ある活動の中で少しでも参加した方々が何かを得て、そして自分の行動のキッカケとなってほしい」と伝えました。

途中、パーキングエリアに寄って、またバス移動。到着ギリギリまでひとり一人が「障害」というものに対しての考え方や、接し方について発表していました。