月刊福祉に取材して頂きました

昨日、毎月第2・4火曜日に定期開催しているミニ懇談会を行いました。

昨日のミニ懇談会には、月刊福祉の雑誌取材が入りました。

月刊福祉は、全国社会福祉協議会が刊行して、日本全国の社会福祉施設に置かれており、約2万部が刊行されている福祉雑誌です。

この雑誌の編集の方が、以前当団体が掲載された埼玉新聞を拝見され「父親視点からの障害児・者支援活動について取材をしたい」とご依頼頂き今回取材をして頂いた次第です。

テーマは「おやじのパワー(仮称)」

人と人をつなぐ実践という観点で、地域社会や社会福祉施設における高齢者・児童・障害者などへの支援や住民交流など、継続的ないし先進的な福祉実践活動を広く紹介する。ということで取材頂きました。

取材の内容は(1) 活動のきっかけと活動を始めた思い。(2) 取り組みについて(3) 今後の課題と展望ということでした。

参加したメンバーは代表と、理事、そして監事の3名。他に普段イベントにご参加しているお父さん2名、そして今回が「おやじりんくのイベント参加は始めて」というお父さんが1名参加されました。

普段のミニ懇談会の様子をそのまま取材して頂いた様な流れでした。

また始めて参加された方や、普通に参加されている父親たちに参加している気持ちや"おやじりんく"への期待についてもお聞きしておりました。

今回の取材でインタビューアーの方が、当団体の代表に質問され内容でひとつ印象的なものを紹介します。

質問は「この平日の18時30分からこれだけの父親たちが集まっているのが驚いた。

父親がこの時間に集うのはどういう工夫をされているのですか?」と。

そこで以下のように回答いたしました。

「ここに集うオヤジたちは、仕事柄も違えば生活環境も違い、住んでいる所も違い、そして経済的にも様々な違いがある。しかし唯一共通している事は『障害をもつ我が子を想う気持ち』である。確かに月に2回、平日のこの時間にこの場に集うことはとても大変であるが、みんないつも考えている事は『この場に来て呼吸を合わせる』という事を意識して普段仕事や生活をしていることだ。この日、この時間に自分の体を空けるために仕事を工夫して、そして生活を工夫をしてそして「集う」という事に対して努力している。そのみんなが呼吸を合わせて努力している結果、ここに集っていることになる」と言いました。

この回答について具体的に書きます。

例えば自分が「○月○日に旅行に行く」と決めた場合、そこに有休や休暇などを併せます。

その場合、そこまでにこの仕事を終わらせておくという事を段取りします。

そしてその日を空けることを計画して、そこに行くことに対して工夫をします。

参加している父親たちはそれを行っているということです。

これは要するに「活動を好きにならなければできないこと」です。

好きなことであれば、その好きな事をやる為に工夫をします。

これが義務や嫌々ながらやっている様では、他に理由をつけて行わなくなってしまいます。

故に、おやじりんくのミニ懇談会に参加してきているオヤジたちは「"おやじりんく"の活動が好き」ということになるでしょう。

好きである事は何らかの自分に対して、そして我が子に対してプラスになっているということです。

私(代表)は、このミニ懇談会を企画して実行している立場ですが、その私でも一番このミニ懇談会で得る知識や、他の方々との出会いはもの凄くプラスになっています。

だから参加していて楽しい!そして時間を工夫して参加するのであれば、絶対に自分のため、そして参加してきているオヤジのためにも「参加して良かった」と思えるような貴重な時間と意味のある空間にしていきたいと思います。