『おとうさんも子育て〜障害児バージョン〜』と題して講演をさせて頂きました

2日は埼玉県越谷市にある、越谷市男女共同参画支援センター『ほっと越谷』にて『おとうさんも子育て〜障害児バージョン〜』として、当団体の代表が講演を担当させて頂きました。

この企画は、ほっと越谷で毎年開催している七夕フェスタ事業の一環として、〜自分らしく生きる、学ぶ、育てる〜と題して、6月29日から7月6日までの8日間に渉り、各団体が主催をして開催されているイベントです。

2日は、地元支援学校の西養おやじの会が企画を担当され、『おとうさんも子育て〜障害児バージョン〜』と題したイベントにおいて、地元支援学校のおやじの会の皆様と触れ合いました。

子どもに障害があり、同じ「障害のある子どもを持つ父親」という立場の方々

子どもの特性も重度の知的障害を伴う自閉症の子ども、そして軽度な知的であるものの強い特性を持っている子ども、幼少期の子ども、成人を迎える子どもなど、皆さん異なる立場でのオヤジたちですが、共通することは「障害のある子どもを持つ父親」、そして共通の悩みは「自分亡きあとの子どもの自立・就労」でした。

少人数でしたので、ミニ懇談会形式にしようかな?とも考えましたが、とても意識の高いお父さん方が集まっていました。

障害のある子どもを持つ父親はもちろん、板橋区の区議会議員や、地元衆議院議員秘書、そして成年後継人などに取り組んでいる社労士の方など、様々な仕事をされている方が参加されました。

そこで現状の生活に対する話し合いより、もう少し先を見通した「望遠鏡視点」でみんなで考えたいと思い、私の持っているスキルと体験について語らせて頂きました。

内容は「父親が動けば行政が動く。行政が動けば予算が動く。予算が動けば充実した支援を作ることが出来る。ただこの限られた予算の中で如何将来に繋がる支援を父親達からしていくことが大事」というように障害児にとって父親の存在の大切さについて語らせて頂きました。

また、中国とアメリカの障害者支援について、就労の在り方についても話をさせて頂き、障害があっても納税者になっていくことで自立に繋がることや、その体験や経験、そして様々な立場の方から聞いた事を伝えさせて頂きました。

会場もとても熱気がある中、皆様真剣に聞いてくださりました。

この様に、同じ埼玉の地で意識の高い父親たちと共鳴することはとても重要だと感じました。

今回のイベントのような企画を考えて頂けました、西養おやじの会の皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。

どうもありがとうございました。