アメニティーフォーラム29 最終日レポート:次代への伴走と変革:埼玉県秩父市

3月27日から3日間にわたり、秩父市のナチュラルファームシティ農園ホテルで開催された「アメニティーフォーラム29」。本日29日、熱気あふれる最終日を迎えました。今回、私は山本博司前参議院議員に同行させていただき、最前線の議論を聞くことができました。

1. 「強度行動障害」を未然に防ぐ、0歳からの伴走型支援

最初のセッションでは、社会福祉法人むそうの戸枝陽基理事長による、非常に核心を突く提言がありました。

「強度行動障害になってから手厚い支援をするのは、もう止めよう」

0歳から3歳の脳の成長の「ゴールデンタイム」における関わりがいかに重要か。低出生体重児が増加する中、医療的ケア児支援の視点から「生まれる前からの伴走」がいかに予後を左右するかを学びました。

終了後には、こども家庭庁の源川真規子審議官、全国地域生活ネットワークの下里春朗理事、そして戸枝理事長と意見交換をさせていただきました。輝HIKARIの活動においても、この「早期からの伴走」という視点をさらに深化させていく決意を固めました。

2. 若い世代の情熱と、AIが示す「正解のない時代」

続いて、支援現場で活躍する若手メンバーによるセッションです。角谷さん、御代田さん、白井さんら若い力の実践報告は、驚くほどのエネルギーと情熱に満ちていました。

特に驚かされたのは、議論のまとめがAIによって瞬時に1枚のパワーポイントとして完成したことです。変化の激しい時代において、テクノロジーをどう活用し、納得できる生き方を模索するか。新鮮な刺激をいただきました。

3. 「雇用か、福祉か」という縦割りの壁を壊す

午後には、制度の「縦割り」をどう再構築するかという重要な議論がありました。

厚労省の池田陽平さん、元福岡労働局長の小野寺徳子さん、そして進行の大原裕介さん。長年、障害者雇用や就労支援の現場で活動されてきた方々の言葉には重みがあります。

「はたらく=はた(傍)を楽にすること」。

福祉と雇用の境界を越え、どうすれば一人ひとりが輝ける社会を築けるのか。山本前議員と共に全国の現場を歩んでこられた小野寺さんの視点や、かつて厚労副大臣として共に働かれた池田さんとの絆を目の当たりにし、政策と現場が繋がることの重要性を改めて痛感しました。

4. アメニティーフォーラム30の節目に向けて

フィナーレは、瑞宝太鼓の皆さんの魂を揺さぶる力強い演奏。会場全体が一つになり、3日間の幕が閉じられました。

今回、全日程を通して山本博司前議員と共に行動させていただき、公明党の市議会議員の皆様とも交流を深めることができました。記念写真に収まった瞬間の高揚感は忘れません。

来年は記念すべき第30回大会です。この1年、フォーラムで得た知見を輝HIKARIの現場に落とし込み、大きな飛躍を遂げた姿で再び秩父の地へ戻ってまいります。