一般社団法人全国介護事業者連盟 障害福祉事業部会 埼玉県支部 設立総会・年次総会が開催:さいたま市
本日27日、夕方からさいたま市にある大宮ソニックシティホールにて、一般社団法人全国介護事業者連盟 障害福祉事業部会 埼玉県支部 設立総会・年次総会が開催されました。
障害福祉事業部会

この埼玉支部には、幹事として、当団体の金子訓隆代表理事も参加しており、埼玉県内にある障害福祉サービスを営む、各団体と連携して、障害福祉部会を発展させるために活動をしております。
本日の設立総会には 来賓として、公明党西田実仁幹事長、矢倉克夫公明党埼玉県本部代表、その他、自民党からは国会議員(代理出席)や県議会議員がご参加され盛大に開催されました。
中村支部長の挨拶の後には役員紹介として、当団体の金子訓隆代表理事も幹事として紹介され壇上で挨拶。

その後は来賓からの祝辞などありました。
以下が西田まこと公明党幹事長、矢倉克夫参議院議員(公明党埼玉県本部)の挨拶となります。

■公明党幹事長の西田まこと参議院議員の祝辞
皆様こんにちは、参議院議員・公明党幹事長の西田まことです。全国介護事業者連盟障害福祉事業部会埼玉県支部の設立総会と年次総会の開催を、心よりお祝い申し上げます。国会議員や県議の先生方も多くご出席いただき、障害を持つ方々を地域で支える皆様の尽力に改めて敬意を表します。
厚生労働白書によれば、2040年頃には障害福祉サービスのニーズと担い手との間に約96万人ものギャップが生じる見通しであり、処遇改善が急務です。しかし介護保険料との兼ね合いなどで十分進まない現状があります。そこで、高齢者の資産状況に応じた保険外サービス(医療でいう自由診療)など、新たな財政的仕組みの検討が必要だと考えます。
また、知的障害の法的定義がないために地域間で解釈が異なり、境界知能の方々への行政対応などが難しい現状もあります。こうした課題を踏まえ、国会議員として法整備や制度改革を通じて、皆様の負担を軽減できるよう全力で取り組んでまいります。挙度行動障害を含め多様な障害特性に応じた支援を担っている皆様が報われる社会を築くことをお約束し、本日の盛会を重ねてお祝い申し上げます。
■矢倉克夫参議院議員(公明党埼玉県本部代表)の祝辞
開会冒頭、中村支部長から紹介された障害者や家族の痛ましいエピソードに触れながら、矢倉氏は特に親が抱く「自分がいなくなった後の不安」を解消する地域支援体制の重要性を強調。昨年の障害者総合支援法改正では、従来は努力義務とされていた生活支援拠点設置が義務化され、地域移行の加速とともに一人ひとりの意思を尊重する巡回型の支援体制整備が求められる現状を指摘した。加えて、地域での見守りを支える拠点づくりには、医療・介護との連携強化が不可欠であり、このタイミングで障害福祉事業部会が設立された意義は大きいと評価した。
さらに矢倉氏は、介護・障害福祉分野で働くエッセンシャルワーカーの賃上げや労働環境の整備が、業界の持続可能性を左右すると述べ、介護の「産業化」を図ることで多様なサービスや保険外事業の活用が見込めるとの認識を示した。こうした取り組みによって、現場の担い手が誇りを持って働ける場を創出しなければならないと強調し、政治家として制度面での支援策を充実させる意向を表明。最後に全国から駆けつけた斉藤理事長をはじめとする関係者への感謝を示し、共に持続可能な介護・障害福祉業界を築いていくことを誓い、祝辞を締めくくった。
