令和7年度 輝HIKARI入職式を行いました

令和7年度 輝HIKARI入職式を行いました。

4月24日、輝HIKARIみらい施設において令和7年度の入職式が開催されました。今回の式では、法人の理念を再確認するとともに、新たな仲間の紹介や代表理事からの力強いメッセージが届けられました。

■ 式のはじまりと代表理事の挨拶

開式の言葉の後、代表理事・金子訓隆より挨拶が行われました。金子代表はまず、新入職員の入職を祝福。そして、「働くとは何か」という問いかけから始まり、働くことと仕事の違いに触れました。
「仕事は成果や義務を伴う役割」である一方、「働くとは人のために動くこと」とし、法人のロゴに込められた“ご縁”と“多様性”の意味を説明。支援の現場において、チームワークの重要性を改めて強調されました。
また、この一年間で多くの職員が退職した一方で、残った職員たちは“自分軸”ではなく“他者軸”で働く意志を貫いてきたと評価され、困難な環境でも支え合い、働き続けてきた職員の姿勢に敬意が表されました。

また法人の健康経営と優良法人として認定されていることについて言及し、法人で実施された「健康経営アンケート」では、エンゲージメントスコアが全国平均を大きく上回る「3.1」、仕事への誇り・活力・満足度がいずれも9割超という驚異的な数値が示されました。金子代表は、こうした現場の努力と団結力を称賛し、「この基盤があれば、あとは人を集めて育てていける」と、今後の成長への期待を述べました。

「これからの輝HIKARIは皆さんに託していきたい」と明言し、自身も一職員として現場に貢献していくことを宣言。「多少の意見の食い違いがあっても、拗ねたり辞めたりせず、健全な議論で輝HIKARIをつくっていってほしい」と締めくくりました。

■ 新入職員の紹介とご挨拶
続いて、新入職員への「入職辞令」が金子代表より手渡されました。新しい職員は、高齢者施設での介護経験を経て、言語聴覚士の資格を取得し、障害児支援の現場に初めて挑戦することになりました。「子どものエネルギーに圧倒されつつも、日々楽しく働いています」と語り、目の前の子どもの成長のために努力していく姿勢を示しました。

■ 各施設の紹介と職員の挨拶
その後、輝HIKARIが運営する各施設の紹介が行われました。

-輝HIKARI志木では、所沢市内の学校に通う児童へのリトミックや運動活動を通じた支援を実施。
-CoCoRearでは、長年の通所児童とベテランスタッフの信頼関係に支えられた、家庭的な雰囲気の支援を紹介。
-CoCoRearはぐは、未就学児を対象とし、生活支援中心の集団療育を展開。
- 輝HIKARI上宗岡arcでは、修学後の放課後等デイサービスとして、小学1年生を中心に長期的な成長を見守る場を提供。
- 輝HIKARIさいたまは、2014年からの歴史を持ち、現在33名の登録児童と共に地域に根ざした支援を実施。
- 輝HIKARIみらいは、ITに強いスタッフが揃い、個々の長所を生かして補完し合う支援体制を構築。
- 輝HIKARIみらいキッズは、遊具を活用した課題活動を軸に、子どもたちの運動・感覚支援に力を入れています。

それぞれの施設では新年度を迎えたばかりということもあり、体制の変化や新入職員の加わりにより、新たなスタートを切った様子が報告されました。

入職式の終わりには、改めて輝HIKARI上宗岡arcに加わった2名の紹介も行われ、全員の拍手とともに温かい歓迎の雰囲気の中で式は幕を閉じました。

今後とも、職員一人ひとりの力が「輝HIKARI」の支援の質を高め、「ひかり輝き住み慣れたまちで自分らしく生きる」という理念のもと、地域にとって欠かせない存在となることを期待しております。

また入職式終了後は、今回、当団体に新たに導入したサイボウズofficeの操作についてのレクチャーを行う、IT講習会を開催。
1人1アカウントを持って、情報の可視化、作業の効率化、業務の分散化などを行っていき、業務の改善や効率化を行っていく予定です。