公明党埼玉県本部新春賀詞交歓会へ参加:さいたま市
19日夜、さいたま市内のホテルで開催された、公明党埼玉県本部新春賀詞交歓会へ参加いたしました。
普段から障害福祉活動でお世話になっている、小早川一博県議会議員や齊藤健一さいたま市議会議員らと交流懇談をしました。
また他にも、宮崎勝参議院議員、矢倉克夫前参議院議員や、その他普段から交流ある団体の皆様との交流もさせて頂きました。
西田まこと幹事長の挨拶から、続いて公明党山口なつお常任顧問のあいさつ、大野元裕埼玉県知事、清水はやとさいたま市長などがあいさつ。
その他65を超える市町村の首長のあと乾杯。
約1500名の参加者で交流を深めました。

この賀詞交歓会が開催されている最中に、高市総理大臣が23日に解散を表明するとのニュースがリアルタイムで入ってきました。
衆議院の公明党は解体され、今回新たに「中道改革連合」という組織を構成し、2月8日に行われる衆議院議員選挙へ挑むことになりました。
いま、国政は正に激動の状態で、一寸先もみえず、他党の党利党略が垣間見える情勢です。
昨年10月20日、26年間の自民党との連立を解消し、そこから「公明党」として野党になり政策提案をしていきました。
しかし、急な選挙になったことで、「中道改革連合」を結成。
支持者もそして地方議員らも動揺を隠せず戸惑っている状態であります。
その中で今回、35年間政治の世界で活躍して、まさに自公政権を支えてきた、山口なつお常任顧問が登壇され、お話しをされた内容がとても印象的でした。
以下に、山口なつお常任顧問の挨拶を要約します。
公明党埼玉県本部の新春賀詞交換会における、山口なつお常任顧問の講演内容を要約いたします。
山口なつお常任顧問 講演要旨:中道改革の新出発と政治の安定
1. はじめに:激動の年明けと政治の急展開
2026年の年頭にあたり、山口なつお常任顧問は、昨年7月に議員を引退し、現在は常任顧問として次世代の支援に尽力している近況を報告しました。国際情勢に目を向けると、ベネズエラ情勢やイラン国内の混乱など、世界は激動の時代を迎えています。
国内においても、西田幹事長の挨拶中に「高市総理が1月23日に衆議院を解散する」という速報が入り、日本の政界も一気に決戦へと走り出しました。山口氏は、この緊迫した状況下で、公明党がどのような役割を果たすべきか、自身の35年にわたる政治経験を紐解きながら語りました。
2. 35年の政治経験と「厚みのある中間層」の重要性
山口氏は、衆参合わせて35年の議員生活を振り返りました。特に、1990年代の細川政権誕生時の経験を重視しています。当時、自民党の「政治とカネ」の問題から選挙制度改革の議論が沸騰し、非自民連立政権が誕生しました。
細川元首相が繰り返していた「日本を支えてきたのは厚みのある中間層であり、その支持を得られる政治勢力の再結集が必要だ」という言葉は、現在の政治状況にも通じる教訓です。山口氏は、政治が一部の層に偏るのではなく、広範な国民の声を吸収する受け皿であるべきだという信念を強調しました。
3. 自公連立の哲学:違いを力に変える合意形成
2009年の政権交代して下野、そしてその後2012年の政権復帰を経て、山口氏は故安倍晋三元首相らと共に政権運営を担ってきました。自民党と公明党は、支持基盤も歴史も異なり、受け止める国民の声にも違いがあります。
しかし、山口氏は「違いがあるからこそ、より幅広い声を受け止めることができる」と説きます。単に意見を言い合うのではなく、互いに妥協し、合意を作り出し、結果を出す。これこそが政治の使命であり、直面する困難を乗り越えるための鍵であったと振り返りました。
4. 政治不信と連立離脱:届いた国民の懸念
現在、再び「政治とカネ」の問題が再燃し、自公政権が少数与党へと転落したことで、公明党は連立を離脱する苦渋の決断を下しました。山口氏のもとには、この現状を危惧する多くの声が寄せられています。
- 防衛省OBの声: 「目配り・気配り・心配りを重んじた公明党が連立を離れたことは極めて残念だ」
- 財務省OBの声: 「古巣(財務省・政府)に対して厳しい注文を突きつけてほしい」
これらの声は、公明党が果たしてきた「政治の安定装置」としての役割がいかに大きかったかを物語っています。
5. 「車の運転」に例える政治の進路
山口氏は、ある知事が語った「自公政権の役割分担」の例え話を引用しました。
「自民党は頑強な車体と高出力のエンジンだが、それだけでは暴走の危険がある。公明党がアクセルとブレーキを使い分け、ハンドルを握ることで、車はセンターラインを外れずに走ることができる。だから国民は安心して乗れるのだ」
しかし、公明党が離脱した後、自民党が日本維新の会と連立を組んだ現在の政府に対し、山口氏は強い懸念を表明しています。現在の政治はセンターラインを大きく右へ逸脱し、「路肩をガタガタと走っている」ような危うさがあるという指摘です。
6. 結びに代えて:中道改革連合の使命
今、求められているのは、穏健な保守から中道層までの幅広い声を受け止め、強引に物事を進めるのではなく、合意を形成して動かす「新しい政治勢力の結集」です。
山口氏は、次期衆院選に向けて「中道改革連合」として新出発する公明党に対し、日本の舵取りを間違えないよう強く要望しました。自身も常任顧問として、後輩たちが「日本のセンターライン」をしっかりと守り抜けるよう下支えしていく決意を述べ、新年の挨拶を締めくくりました。

