福島尚さん鉄道絵画を鑑賞[埼玉県日高市]

19日は埼玉県日高市にある「ガレリア・デ・カフェ・リモン」を訪問しました。

こちらのカフェには、絵届け問屋kousuke代表の太田信介さんと、一般社団法人障がい者アート協会代表理事の熊本豊敏さん、当団体の広報の堀内も同席。

ガレリア・デ・カフェ・リモンには、知的障害者を伴う自閉症者としては数々の電車の絵画を描く画家の福島尚さんの作品が展示されています。

作品はこちらのホームページを御覧下さい。

http://galeriadecafelimon.web.fc2.com/fukushima-hisashi.html

福島尚さんのお父様と、地元の稲浦市議会議員にご対応を頂き、作品を拝見させて頂きました。

とにかく、この電車を描く作品は一見「写真?」と見間違えるほど、高精細に描かれており、作品の素晴らしさに圧倒されました。

福島尚さんは現在46歳。幼少期から知的障害と自閉症と診断され、支援学級・支援学校と通われて、現在は地元の授産施設に通所されています。

しかし、この作品を見るとその高精細に驚くことは当然のこと、この絵画はすべてその景色を目に焼き付けて、自宅で描いているものであり、自閉症の特性の一種である「カメラ・アイ」によって、強烈な記憶力で描かれていることです。

今回はこの福島尚さんの作品に強く興味を持たれていた、絵とどけ問屋宏介代表の太田さんと、一般社団法人障がい者アート協会代表理事の熊本さんも誘い、一緒に交流をさせて頂きました。

まだ具体的には伝えられませんが、今回の交流が今後、大きな発展をしていく予定です。

私もとても勉強になりました。