貢川進徳幼稚園にて講演させて頂きました

2週間前の活動ですが、3月3日は山梨県甲府市についてお話しをさせて頂く機会がありましたのでお伺いしました。

主催は、甲府市内の支援団体「ピア・コミュニティnukunuku」さんが主催するイベントで「認知機能の発達支援-父親のできること」というイベントです。

場所は、山梨県甲府市にある貢川進徳幼稚園で開催しました。

この貢川進徳幼稚園は広い園内に、綺麗な構造化された建物で素敵な幼稚園でした。

貢川進徳幼稚園は地域の発達障害児(またはその疑いがある児童)を率先して受け入れている幼稚園で、園長先生と副園長先生とも懇談させて頂きましたが、子育て・学びについてはとても素晴らしい考えをお持ちの方々でした。

3月3日のイベントはこの貢川進徳幼稚園のホールをお借りして開催しました。

参加者は50名。

第一部の内容は、当団体でも何度か講演を頂いている、レデックス認知研究所の五藤博義氏の講演で「認知機能の発達支援」として主に発達障害児の「学び」について講演されました。

その後、当団体の代表理事が15分程度講演をさせて頂きました。

主に講演内容は代表理事がひとりの父親として、息子の発達障害について取り組んできたこと、そしてその間に参加した講演の数々で、専門家の言われた内容について感動した話について伝えました。

また話したこととして「父親という立場は社会で過ごし、障害への理解者をつくることより協力者をつくることが出来る。

父親は将来の我が子らの為に、自立・就労に向けた支援活動が可能。

その父親たちがネットワークをつくり地域を越えて職種を越えてあらゆる組み合わせによって無限の可能性を秘めた支援活動が可能である」と伝えました。

また参加した僅かの父親たちに「今日、私は父親と交流するために埼玉から来た。是非この後の交流会にも参加してほしい。」と伝えました。

そして第二部は参加者の方々との交流会でした。

殆どの父親が第一部で帰る予定でしたが、第二部の交流会にもそのまま残って頂きました。

交流会では父親5名で懇談しました。

この交流会で感じた事は、どの地域でも熱いオヤジが居るということ。

そしてそのオヤジたちは「何かしたいと思って居るけど、どうしたら良いか?が分からない」と言われていました。

私は「何かしなければならないということより、何かをしよう!と思う所からスタート。また一人では限界があるが例え数名でも良い。始めに集まった人たちが何かをしよう!と思ったところから"おやじりんく"は始まる」と伝えました。

また「"おやじりんく"は決して埼玉だけの団体ではない。日本各地のオヤジたちのネットワークを構成し、そこに足りない支援があれば作れば良い。父親達はつくることができる」と伝えました。

2時間という交流会もアッという間に過ぎていきました。

そして「また必ず山梨に来ます。今度来るときは"おやじりんく"の他のメンバーも連れてきます。山梨と埼玉で一緒にやりましょう」と伝え、山梨でのイベントは終了しました。

後日、その山梨で知り合った父親たちとはメールで交流しています。

そして先日決まりましたが"おやじりんく"が主催する山梨でのイベントの開催が決定しました。

予定では6月下旬。

約束したとおり、今度は埼玉及び関東にいるオヤジたちと共に山梨に行き、関東・甲信越合同の「オヤジの集い」を開催する計画をしています。

山梨県及びその近郊にお住まいのオヤジさんたち!是非6月のイベントは楽しみにしていてください!

オヤジは地域の枠を飛び越えて、波を起こすことが出来ます。

まずはその地域に小さな小さな小石をひとつ。

水面に投げたひとつの小石の波紋はどんどん広がり、大きな輪を創ることが出来ます。

4月から、その小石を様々な地域に投げていきます。この「日本」という水面に広がるネットワークはどんどん大きくなっていくでしょう。

それがオヤジパワーとネットワークの"おやじりんく"の目的です。