輝HIKARIスタッフ合同研修会を開催[さいたま市]
19日、浦和コミュニティーセンターにて、第3回 輝HIKARIスタッフ合同研修会を開催しました。
この研修会には、当団体が運営する放課後等デイサービス「輝HIKARI志木・さいたま・上宗岡・みぬま」の4施設のスタッフ、そして一般参加者併せて約60名の方が参加しました。
今回の研修テーマは「障害のある人の可能性を広げる」と題して、講師には福岡県福岡市で多数の社会福祉施設を運営している社会福祉法人JOY明日への息吹の理事長である、緒方克也氏を講師としてお招きしてご講演を頂きました。
講演内容は、「1. JOY倶楽部創設までの経緯」と「2.医師として考えるこれからの医療と福祉の連携支援」
1.のJOY倶楽部とは、人JOY明日への息吹が運営する、障害福祉サービス事業所の就労継続B型である、プロの音楽集団です。
JOY倶楽部の詳細については、YOUTUBEで公式に動画で紹介されいますので、そちらを御覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=gbjc-2LCwkI
今から20年ほど前、障害のある人の可能性や新しい職業の在り方を通じて、JOY倶楽部を創設。
当時はたくさんの方が「できないだろう」と思っていた障害のある方の文化芸術からのサービス提供を実現しました。
その設立経緯から、運営に至る様々な問題や課題について取り組まれた事をお話し頂きました。
また、もう一つの講演は、「2.医師として考えるこれからの医療と福祉の連携支援」について。
緒方克也理事長は、歯科医師として40年以上に渉り、障害のある方の歯科診療を努めてこられました。
また地元福岡では、おがた小児歯科を開設。こちらでは障害のある方の歯科診療を行い、他には、日本障害者歯科学会の理事長を務められたご経歴もあります。
歯科医師として、福祉とどのように連携をしていくか?という中で、一昨年、障害者歯科学会の中に「医療・福祉連携推進委員会」を設置され「歯科治療とは福祉の一つ、いかに福祉サービスとの連携が必要か?」という観点で、3つの事例から、医療と福祉の連携について大切であると言うことを伝えられました。
なお、本研修会に一般で参加された、埼玉県朝霞市の市議会議員である、遠藤みつひろ市議会議員がご自身のブログで、この研修会について詳細に報告をされておりますので、そちらのブログを参考にしてください。
朝霞市議会議員 遠藤 みつひろ とことん まめ に動きます!
http://www.komei.or.jp/km/asaka-endou-mame/2016/11/20/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%82%92%E5%BA%83%E3%81%92%E3%82%8B/
1時間30分の講演後は質疑応答。参加者からは、医師から福祉へのアプローチや個人情報等の取扱などについて質問が出ました。
また終了後は緒方先生と参加者の方々の名刺交換なども行われ、個々に交流をして頂きました。
その後は、当団体理事たちと記念撮影。
当団体のスタッフにとっても参加された方々にとっても、障害のある人の可能性の大きさを実感できた研修会だった思います。