障害のある方の社会参画推進と施設外就労を提供する「とん汁うどん だっぺ」:栃木県宇都宮市鶴田
16日、栃木県宇都宮市鶴田にて、昼食を「とん汁うどん だっぺ」にて摂りました。

所在地: 〒320-0851 栃木県宇都宮市鶴田町1244−1
この「とん汁うどん だっぺ」を当団体の活動報告で紹介するには、このお店の意味があります。
宇都宮市の宇都宮駅近郊に、就労継続支援A型事業所「トポス」という事業所があります。
https://topos.crayonsite.com
この事業所で勤める利用者の施設外就労のひとつが「とん汁うどん だっぺ」になります。
営業は昨年1月から開始され、今はちょうど1年になります。
店主から色々とお話を伺いながら、うどんを頂きました。
まずお店に入店するなり、一番初めに店主からの声がけがあり「このお店は初めてですか?」と聞かれました。
初来店であることを伝えると、うどんや販売前に開口一番「ここは、就労継続支援A型事業所の施設外就労場所です」と言われました。

そして中に貼ってあるチラシを見せて頂き「障害のある方が働いている場であり・・・」とお店を説明。その後、カウンターでチケットを購入して、席について、うどんができたらカウンターへ取りに行くセルフサービス方式です。
店主に「私も障害福祉サービスを営む者で、障害のある方の就労支援など行っています」と名刺を差し出して説明すると、店主はもの凄く丁寧にお店の紹介をしてくださりました。
手打ちうどんから、出汁、そしてお惣菜まですべて農福連携で作られていること。
一切の添加物を使用していない天然の素材で作られていること。

また障害のある方の社会参画を応援していること。
など、店主は熱く語られていました。
注文したうどんを食しながら、店主が「なぜ障害のある方への支援をしているのか?」を伺いました。
そうしたところ店主は、ゼネコン出身者であり、宇都宮にも縁もゆかりも無い、そして飲食店の運営もしたことが無い。また障害福祉サービスなどの経営経験もなければ家族に障害のある方が居た訳でもない。
ただただ、自分が定年を迎え、一度「社会」を客観的に考えた時に、障害のある方の社会参画に大きな隔たりがあることに違和感を覚えて、この飲食店を知人から任されたときに、就労訓練場所として提供したいということで思いから始めたそうです。
使っている醤油も、そして味噌も全て自前で作っており、野菜も全て農家で障害のある方と一緒に作っている。
細部まで店に配慮が行き届いております。
肝心のうどんは、半端じゃなく旨かったです。つけ汁が冷めたときのためにコンロまで貸し出しており、再度温かくしながら最後までおいしいうどんを食べられるよう、配慮がされていました。

店主は「とはいっても、お客様からは注文があまく伝わらない」「接客に不備がある」「対応が悪い」などお叱りを受けることも多々あるとのこと。
それでも、並盛りでも十分お腹がいっぱいになる位の量ですが、大盛りは無料、それ以上の盛りも充実しており、お惣菜もすべて取り放題で、お客にはメチャクチャお得になっています。
ただこのお店は、駅からも遠く、営業時間も11時から14時まで(月曜定休日)
営業時間を認識して食べに行かないと閉店していることもあります。
「とん汁うどん だっぺ」については以下のホームページが参考になります。
ただし営業時間は変わってしまっているので、気をつけてください。
https://utsunomiya.keizai.biz/headline/101/
働いているスタッフの方々は一生懸命でした。そして「トポス」から利用者と一緒に来ているジョブコーチの方もとても丁寧で親切な方でした。
もしお時間が合う方、そして近くに行く予定がある方は一度来店されてみてください。
PS.店主は障害福祉や障がい者就労については詳しくはありません。私が「農福連携」「ジョブコーチ」などの言葉を添えると「そうそう!」という感じです。でも懸命に障害のある方へ社会参加のお手伝いをしている真心が響いてきました。皆さん、お店を訪れたときは懸命に社会参加を行っているスタッフの方々への配慮をお願いします。







