「発達障害児・者支援で意見交換」:参議院議員会館

【活動報告】参議院議員会館にて「発達障害児・者支援」に関する意見交換を実施しました
4月14日、特定非営利活動法人輝HIKARIの金子訓隆代表理事は、株式会社シーアイ・パートナーズの家住教志代表取締役、本田信親専務(当法人理事)と共に、山本博司参議院議員を訪問し、発達障害児・者支援に関する懇談を行いました。場所は東京都千代田区の参議院議員会館で、懇談は約1時間にわたり実施されました。
■ シーアイ・パートナーズの先進的な取り組み
懇談の中では、株式会社シーアイ・パートナーズが現在全国で31事業所に展開している障害福祉サービスの概要と、今後の展望について詳細な説明を受けました。同社は「障害のある父親の視点から社会を変えていく」という理念を軸に、就労継続支援B型事業所の運営や、企業連携による新しい雇用モデルの構築を進めています。
たとえば、福祉事業と民間企業との連携を推進し、障害者が関わる商品の販路拡大や、在宅就労型の仕組みを活用した地域密着型の事業モデルを構築しています。こうした動きは、障害のある方々の「働く喜び」を実現し、地域社会に新しい価値を生み出す試みとして高く評価されています。
■ 父親たちが連携して目指す「連合艦隊」
家住社長自身も重度の聴覚障害のある娘さんを育てる父親として、また本田専務も知的発達障害のある双子のお子さんを持つ当事者として、日々の実践に基づいた発信を行っています。私自身も知的障害のある子どもを持つ父親として、山本博司議員(重度の知的障害のある娘さんの父親)と共に、「父親たちの視点」から社会に対してできることを前向きに語り合いました。
支援の現場を担う一人ひとりの立場を超えて、「障害のある方々のQOL(生活の質)向上」を目指した意見交換は、非常に実りある時間となりました。
■ 山口なつお参議院議員との対面
また当日は、公明党常任顧問の山口なつお参議院議員ともお会いする機会をいただき、山本博司議員のご紹介により、金子(当法人)、家住氏、本田氏の3名でご挨拶させていただきました。ご多忙の中、心温まるお言葉を頂戴し、記念撮影も行いました。
本訪問を通じて、政策と現場の橋渡しとなるような連携の重要性を改めて実感するとともに、今後の活動への大きな励みとなりました。特定非営利活動法人輝HIKARIは、これからも実践と政策をつなぐ取り組みを進めてまいります。