はじめまして!『おやじりんく』です
はじめまして!
おやじりんくの金子と申します。
唐突ですが、我が子は知的を煩う自閉的傾向の強い、広汎性発達障害児です。
我が子が1歳6ヶ月のころ「あれっ?」と感じる行動をしていました。
例えば公園に連れて行っても砂場や遊具で遊ばずに、ずっと木陰から入り込む日差しのキラキラを眺めていたり、ミニカーで遊んでもタイヤがクルクル廻る部分だけに視線を向けていました。
そして成長も他の子どもに比べてユックリと・・・
それからは市の療育センターに通い、個別療育を行いました。
そして3歳を迎えるころ、指定の医療機関から『広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)』と診断されました。
その時、妻は『私が原因なのかな?』という自己の責任を感じ、日々悩んでいました。
そんなとき、私は一家の大黒柱として「この愛息や妻の育児支援のために自分は何が出来るだろう?」と考えました。
それからあるブログで、息子の成長記録を付け始めました。
息子の3歳の誕生日からスタートしています。
そして現在、その息子も6歳を過ぎて、春には小学校1年生になります。
地域の特別支援学校へ入学します。
さて、話は変わりますが、親の子育てを例えるなら『母親は顕微鏡』『父親は望遠鏡』であると思っています。育児・子育ては母の特権。今の育児という視点で見ると、母の役割が大きい。しかし、永い年月の『子育て』と考えると、我が子が成長した時の就労問題、そして我が子が大人になり社会に出て、父になり、母となった時の教育として、永い年月を見据えて教えることは父の役目であると思ってます。
「我が子の為に何かできる事はないか?」と考えている父親も、潜在してかなりの数がいます。
実際に私はその個人ブログを通じてたくさんの障害児のお父さん達と出会いました。
ただ残念な事に、子育て支援や障害児への療育、意見交換の場は殆どが母親の主役となっています。
そこで考えたことは「父として」将来の我が子の未来像を今から支えるべく、未来を見据える望遠鏡を持ち、子どもたちの未来を考えていきたいと考えました。
父親は昼間は勤めており、様々な仕事の分野ではプロフェッショナルな人がたくさん居ます。
1人1人の巧みな技術や能力に関してはみんな得意分野を持っています。
その巧みな技術や能力を仕事だけではなく、ちょっと未来の子どもたちに向けた取り組みとして利用したら?と考えてみませんか?
少し視点を変えることで、無限の可能性を秘めた様々な支援ができるのではないか?と考えています。
まずはそんな粋なおやじたちの交流の場として「おやじりんく」を考えました。
これからスタートです。
皆様、よろしくお願いいたします。