イベントの活動報告 第一部について
昨日(10月13日)は、記念すべき当団体では初めてのイベントとなる「第1回 ちょっと気になる子たち(発達障害)を支えるオヤジの集い」が開催されました。
場所は東京大学内にある、東京大学情報学環・福武ホール内の福武ラーニングスタジオです。
このイベントは二部構成で行われました。
第一部「あいさつ&セミナー」
第二部「おやじ座談会」
です。
このブログでは第一部の模様について報告します。
今回は初めてのイベントにも関わらず、35名の発達障害児・者を子どもに抱える父親たち(支援者含む)にご参加頂きました。
第一部では私の挨拶と「NPOおやじりんく」の趣旨と目的などについて参加者の方々へ説明させて頂きました。
まずは私からのご挨拶と報告。ここで発表したことは下記の通りです。
1.「NPOおやじりんく」は個人として平成23年1月から活動していましたが、8月14日付けでさいたま市へ特定非営利活動法人として登記申請をした。
2.NPO法人の設立時に賛同した、5名の理事・10名の社員はすべて発達障害児・者を抱える父親だけで構成され設立された。
3.少人数でのミニ懇談会から、多くの方を集う各種イベントを定期的に開催していく。
4.来年度は「オヤジの集い」を全国の政令指定都市で開催を計画中。
5.オヤジ視点から、発達障害児の生活支援・社会への理解啓発を行い、最終的には自立を含めた就労ができるような新しい仕組み作りを行っていく。
6.父親は、一家の大黒柱、そしてビジネスマンとして社会ではプロの顔を持つ、その2つの視点からビジネスマッチングも含めて新しい障害者の就労の在り方を考える。
など報告させて頂きました。
このイベントの挨拶で使った資料について後日ホームページでも一部修正して公開いたします。
そして続いて、セミナーでは、レデックス認知研究所の五藤博義氏から講演をして頂きました。
講演内容は「発達障害 認知機能の発達とその支援」です。
内容は決して発達障害というものに重く視点を置かずに、脳機能、特に幼児期から幼少期の子どもの「学び」というものについてその仕組みについて講演して頂きました。
また五藤氏が開発した、こども脳機能バランサーを使っての成長、そしてアセスメントと学びへの支援などについて、みんなで勉強しました。
また子どもの年齢ごとの発達課題なども含めてその時期にあった学び方などについても説明されました。
また、発達障害児(またはその疑いがある)こども達が、実際にこども脳機能バランサーを使ってどのように苦手が克服されていったのか?などもアンケート集計の結果から説明がされていました。
参加者も1時間30分の間、真剣に講義を聴かれておりました。
このイベントでは、こども脳機能バランサーも展示され、参加者の方々も実際に操作して説明などを受けました。
ここで第一部は終了し15分間の休憩を入れて、第二部を開催しました。
第二部の「フリートーク・オヤジの座談会」についてはまた次回のブログにて紹介いたします。