タイムスリップ気分!江戸東京たてもの園へお出掛け:輝HIKARI上宗岡ARC

施設:輝HIKARI上宗岡ARC

東京都小金井市の都立小金井公園内にある江戸東京たてもの園 に行ってきました!
広々とした敷地に、昔の建物がズラリと並ぶ、まるでタイムスリップしたような不思議な空間です。

〇「いろんなおうちがあるね!」と大興奮〇
園内は西ゾーンから東ゾーンまで、移築・復元された建物が点在していて、実際に中に入って見学できるところもたくさん!
子どもは「レストランだ!」「ここはなんだろう?」と、次々と現れる建物に興味津々!
昔の商店や住宅を見ながら、「こんな家に住んでみたいな〜」なんて想像も膨らみます。

〇銭湯でほっこり気分〇
東ゾーンにはなんと 銭湯 が!もちろんお湯は入っていませんが、みんなで湯船に入って「銭湯ごっこ」
タイル張りの壁や富士山の絵に囲まれて、昭和レトロな雰囲気を満喫しました。

〇「電車だー!」路面電車に乗車気分〇
園内には 路面電車 も展示されていて、子どもは大喜び!
「これほんもの?」と目を輝かせながら、吊皮につかまって電車ごっこ。
まるで昔の街を旅しているような気分になりました。
写真を撮るスポットもたくさんあるので、カメラ片手にのんびりお散歩するのもおすすめです。

歴史を感じながら、みんなで楽しい時間を過ごせる素敵な場所でした。
次はどこへ行こうかな〜♪


江戸東京たてもの園について

概要 🏛️

江戸東京たてもの園は、東京都小金井市の都立小金井公園内にある野外博物館です。

現地での保存が困難になった、江戸時代から昭和初期までの歴史的・文化的に価値の高い建造物を、ここに移築し、復元・保存・展示しています。

最大の特徴は、建物が「点」ではなく「面」で集められていることです。特に東ゾーンの商店街は、まるでその時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえる、非常に見ごたえのあるエリアとなっています。


主な見どころ(ゾーン別)

園内は広く、主に「西ゾーン」「センターゾーン」「東ゾーン」の3つに分かれています。

1. 東ゾーン(下町情緒あふれる商店街)

最も人気のあるエリアで、明治〜昭和初期の東京の下町の風景が再現されています。

  • 子宝湯(こだからゆ)園のシンボル的な存在の銭湯。唐破風(からはふ)の立派な玄関が特徴です。映画『千と千尋の神隠し』の「油屋」のモデルの一つになったとも言われ、非常に人気があります。脱衣所や浴室(お湯はありません)にも入れます。
  • 鍵屋(かぎや)江戸時代から続く、台東区にあった居酒屋。店内の様子は、当時の賑わいを想像させます。
  • 武居三省堂(たけいさんしょうどう)神田にあった文具店(書道用品店)。店内にずらりと並んだ商品棚は圧巻です。『千と千尋の神隠し』の釜爺(かまじい)が働くボイラー室の参考にされたと言われています。
  • 丸二商店(まるにしょうてん)神田にあった荒物屋(日用品店)。レトロな看板や商品が並びます。

2. 西ゾーン(武蔵野の農家と洋館)

主に住宅建築が中心のエリアです。

  • デ・ラランデ邸新宿区信濃町にあった、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデが設計したとされる洋館。内部はカフェとしても利用されており、優雅なひとときを過ごせます。
  • 八王子千人同心組頭の家(はちおうじせんにんどうしんくみがしらのいえ)江戸時代の農家(組頭の屋敷)を移築したものです。
  • 前川國男邸(まえかわくにおてい)日本の近代建築の巨匠、前川國男が自らの住まいとして設計した住宅。戦時中の資材が乏しい中で工夫された、シンプルながらも機能的な空間が特徴です。

3. センターゾーン(ビジターセンター)

  • 旧光華殿(きゅうこうかでん)皇居前広場で行われた紀元二千六百年記念式典のために建てられた仮設の建物の一部を移築したもので、現在はビジターセンター(本館)として利用されています。ここで企画展なども行われます。

💡 ジブリ作品との関連

前述の通り、園内のいくつかの建物は、スタジオジブリの宮崎駿監督がインスピレーションを得るために訪れた場所として非常に有名です。

公式に「モデル」と公表されているわけではありませんが、特に東ゾーンの景観や「子宝湯」「武居三省堂」などは、『千と千尋の神隠し』の世界観に強い影響を与えたと言われています。そのため、ジブリファンにとっても「聖地」の一つとされています。


利用案内(アクセス・料金)

所在地

  • 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)

アクセス

電車とバスの利用が一般的です。

  • JR中央線「武蔵小金井」駅北口から
    • 西武バス(武12, 武13, 武15, 武21系統)に乗車(約5分)
    • 「小金井公園西口」下車、徒歩約5分
  • 西武新宿線「花小金井」駅南口から
    • 西武バス(武12, 武13, 武15系統)に乗車(約5分)
    • 「小金井公園西口」下車、徒歩約5分

開園時間

  • 4月~9月: 午前9時30分~午後5時30分
  • 10月~3月: 午前9時30分~午後4時30分※入園は閉園の30分前まで

休園日

  • 毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その翌平日)
  • 年末年始

入園料

  • 一般: 400円
  • 65歳以上: 200円
  • 大学生(専修・各種含む): 320円
  • 高校生・中学生(都外): 200円
  • 中学生(都内在学・在住)、小学生、未就学児: 無料

見どころが非常に多く、じっくり見ると半日〜1日かかる広さです。ご興味のある時代の建物から回るのがおすすめです。