令和4年度の新入職式を挙行しました
本日は、特定非営利活動法人輝HIKARI令和4年度の新入職式を挙行しました。
令和4年度の新入職員は3名です。
4月1日より実際に各施設へ配属され、業務は行っていますが、学校の春休みの関係により、新入職式は本日の挙行となりました。
入職式には当団体の現職員も、20名以上参加して行われました。
*感染予防対策は徹底して、換気も充分に行い、適度な距離を保ち短時間で行われましたことをここに記載しておきます。
新入職式では、始めに代表挨拶。
続いて、入職辞令交付を行い、その後は、新入職員が1人ずつ、新入職員挨拶として氏名と抱負を伝えました。
続いて参加した各職員の紹介が行われました。
初めて社会人としてスタートした3名の、これからの団体を支える職員たち。
まだ分からない事ばかりでしょうが、現職員もサポートしてみんなでチームワークを大切にして、支援に努めていかれることを期待しております。
なお、代表挨拶の文面は以下に全文を記載します。
*固有名詞に関しては伏せ字としております。
令和4年度 特定非営利活動法人輝HIKARI 入職式代表挨拶
○○さん、○○さん、○○さん
この度は当団体へのご入職おめでとうございます。法人代表として心より皆様のご入職をお祝い申し上げます。
実際には先月下旬から各施設の現場に入り、対人支援の経験もされていると思います。
まだ、右も左も分からない状態でしょう。そして必死に働いていることだと思います。家に帰ったときは心身共に疲れていることと思います。
さてこの入職式をきっかけに、当団体の職員がこれだけ集うことは2年半ぶりとなります。
コロナ禍において、私たちも横の施設連携を極力すくなくして、自粛してきました。
後ろの現職員のメンバーも同じ法人の仲間ですが「初めまして」の方々も多いと思います。
この2年間は非日常が続き、今まで「当たり前」であったことが「特別」なことになっているものも多々あります。
現職員の皆様も見えないウィルスと闘い、この闘いがいつまで続くか、先の見通しも見えない不安の中で、日々絶え間ない支援をされていることに深く感謝いたします。
新しく入職した○○さん、○○さん、○○さん、も初めての事ばかりでしょう。ただ「初めての事ばかりで分かりません」という言葉はいつまで通用するのか?
今年11月に当団体は設立10周年を迎えます。
その節目の時に今回入職した3名は「初めての事ばかり」という状態のなか、これからどのように現職員の先輩方が支えていくか?が重要になってきます。これが次の10年の基盤となる支援のスタートでもあります。
そして、来年の今頃は、またこのように新人職員として入職される方が来て入職式を行うことでしょう。
その時には、○○さん、○○さん、○○さん、は、今度は後ろの席に座り、1つ先輩になって新しい職員を迎える側になっているはずです。
この数珠つなぎの人の連鎖により、法人は支えられていきます。
それが10年、20年、30年続くことで、生きづらさを抱える方々の定着した支援になります。それを地域に根ざしていくことです。
当団体の理念は「ひかり輝き、住み慣れたまちで自分らしく生きることを応援する」ことです。
私たちは支援をする側の立場として、そこには新人もベテランも先輩も後輩もありません。当事者視点でみれば、すべて私たちは「支援者」としてみられます。これが当事者視点です。
この当事者視点にたち、その人をその人が住み慣れたところで支援をする。それが当法人の役目であり、その法人を支えるために必要な人材です。
また○○さん、○○さん、○○さん、の人生はこの先、どのような方向になっていくかはわかりません。
ずっと当団体で働いて頂きたい気持ちは十分にありますが、結婚や出産、転職など、その人の人生において岐路はたくさんあります。
ただ、その節目に書く履歴書には「令和4年4月 特定非営利活動法人輝HIKARI入職」という言葉は一生残ります。その時の歴史を作るのもこれからはまだ未来のことです。
この大切なこの時、そしてこの時間を共有している同じ職場の人たちも、この法人を支える側として、そしてこれから共に支えるメンバーとして入職した○○さん、○○さん、○○さん、も同じ意識を持ち、生きづらさを抱える方々を支援する仲間として、共に皆様で成長していきたいと思います。私からの挨拶は以上です。
令和4年4月15日
特定非営利活動法人輝HIKARI
代表理事 金子訓隆