十年一昔 13歳の我が子の誕生日を迎えて

今日は愛息、真輝の13歳の誕生日。
平日なので家族でささやかに誕生会を開催。

 


息子の発達障害について社会に発信して理解支援を求めた、3歳から開始した「マサキング子育て奮闘記」も今日で10年。
「十年一昔」
世の中の人やものなどが移り変わってしまう10年で我が子の将来を案じ、ずっと成長を見守ってきた息子も今日で13歳。
10年前は二語用語すら言葉が困難だった我が子が、今では朝1人で起きて朝食の準備や学校の支度を行い出かける。
休日は1人で電車に乗り買い物をして、ロボットプログラムなどを楽しみ、時には友達と一緒に遊ぶこともしている。
3歳から6歳では初めて社会を経験し、6歳から9歳では特別支援学校で個別療育を行い自己肯定感を養った。

 

またこの時期は妹の真彩も誕生して「オニイチャン」となった。

 
 
 

 
 

そして父親からの理解支援を行う"おやじりんく"もつくった。
9歳から12歳は普通の学校に行って、一般の社会交流を行い協調性を身につけ、去年からは中学1年生になり、体力向上と共に、妻の身長も超えて大きくなり、人に対してもサポートから支援をする立場に少しずつ変化している。
私は38歳にして、遅い初子として息子の父親になり、この13年間で我が人生を大きく転換した。
妻は20歳にして、成人を迎えたばかり、何も社会経験が無いなかで母親になった。
カップルから夫婦、そして家族へと変化した我が家は、真輝の課題と向き合うことでたくさんの学び経験を積んできた。
自分の銘として「障がいのあることが可哀想や不幸ではなく、障がいと向き合えないことが可哀想であり不幸である」との想いのなか、我が子を「可哀想」と思われないように、息子と向き合っていくことが今までの、そしてこれからの自身の取り組みであると、改めて今日決意する。
13歳の誕生日おめでとう。


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