子ども・若者を理解するための講演会で講演いたしました

9月13日、神奈川県横浜市にある、神奈川県立青少年センターにて、フリフリ・フェスタ2014と、子ども・若者を理解するための講演会が行われました。

子ども・若者を理解するための講演会では、当団体の代表理事が「発達障害を考える おやじパワーで支える」と題して講演を行いました。

講演時間は45分。

講演には、神奈川県県民局長、神奈川県次世代育成部長、そして県立青少年センター館長など、神奈川県内で子育てについて職員の立場から、支援を担当される責任者の方々をはじめ、その他療育センターなど現場で支援をされている方々、学校の教員の方々など、たくさんの方にお集まり頂きました。

またこの講演には、代表の妻と息子・娘も参加しました。

今回の講演は「発達障害を考える おやじパワーで支える」となっておりましたが、発達障害とはとても幅広い障害であり、特性も様々、そして生活環境や立場によって捉え方も大きく変わります。

そこで、今回の講演は、おやじりんくとして、発達障害を考えるのではなく、代表理事金子訓隆が1人の父親として、家庭でそして子どもたちに対してどのように接しているのか?また息子の発達障害についてどのように取り組んでいるか?と、ひとりのオヤジとしての振る舞いを中心に伝えました。

また、療育手帳の在り方は各都道府県によって、等級や手帳の呼び名も違う、また支援に対する考え方も地域によって大きな格差があることについても伝え「父親として、他県と連携する距離的な望遠鏡視点が必要であり、オヤジたちは他県のオヤジたちと連携することが大切」と伝えました。

また時間的な望遠鏡視点として「障害のある子どもたちが成長し、大人になって自立をする。自立の中で大切なことは働くことであり、就労の在り方や企業や社会の立場として、障害のある人たちへの雇用の促進について父親から社会へ訴えていくことが大切である」とも話しました。

また、代表の息子が発達障害という脳機能の内部的な障害があること。

そして娘が外部的な奇形に伴う障害があり、夫婦でこの異なる2人の2つの障害と向き合って居る現状についても話しました。

45分間の講演後は場所を移動して、参加された方々と座談会を開催。

短時間でしたが、参加者からは学校での問題、インクルーシブ教育について、父親の我が子への障害に対する認知などその支援する方々が抱えている悩みについて語り会いました。