志木施設にて安全運転者講習会を開催
今日は、6月18日にさいたま施設エリアの職員に向けて行った安全運転者講習会を、志木エリアの正職員に対しても同様に実施しました。場所は放課後等デイサービス輝HIKARI志木で、志木施設職員と放課後等デイサービスCoCoRearの正職員を対象としました。
今回の講習会も前回同様、主催は日新火災海上保険が行い、ライフサポートのスタッフに講師をお願いしました。講習では、各スタッフが運転シミュレーターを使用し、反射神経や運転技術の評価を行いました。シミュレーターテストを通じて、スタッフ一人ひとりの課題を明確にし、その改善に向けた具体的な指導が行われました。
さらに、動画を視聴しながら潜在的な危険を予知し、それについて意見を交換する時間も設けられました。参加者全員で事故のリスクや運転マナーについて考え、意見を共有しました。特に、送迎時に起こり得る様々な事故のリスクについて具体例を挙げながら学ぶことで、より実践的な知識を身につけました。
放課後等デイサービスは児童の送迎を日々行っており、学校から施設、施設からご自宅へと児童を安全に送り届ける責任があります。このため、送迎スタッフは児童の命を預かる重大な責任を担っています。運転は自身が気を付けるだけでは不十分で、他の道路利用者や環境の変化にも対応する必要があります。しかし、リスクを予測し、危険を回避することで、事故の発生を未然に防ぐことが可能です。
障害児通所施設における送迎業務には特有のリスクがあります。例えば、児童が車内で不意に動くことや、予期せぬ行動を取る可能性があります。これに対して、スタッフは常に注意を払い、適切な対応を取ることが求められます。また、送迎中の交通事故は施設全体の信頼に関わる重大な問題であり、これを防ぐための安全運転は何よりも優先されるべきです。
このように、送迎業務は多くのリスクを伴いますが、スタッフ一人ひとりが安全運転の意識を高めることで、ご利用者とスタッフの安全を守ることができます。私たちは、今後も安全運転を心掛け、全ての児童とスタッフが安心して過ごせる環境を提供するために努めて参ります。