矢倉かつお(克夫)参議院議員他 施設視察:埼玉県志木市

12日午前は、矢倉克夫参議院議員(公明党埼玉県本部代表)、小早川一博埼玉県議会議員、阿部一・小池真由美両志木市議会議員の4名が、当団体が運営する、放課後当デイサービス輝HIKARI志木多機能事業所CoCoRear輝HIKARI上宗岡arcの施設の視察に来られました。


各施設の管理者及び、児童発達支援管理責任者から施設運営などについて説明。また各施設の正職員らと意見交換を行いました。

各施設の見学終了後、短時間でしたが、正職員らとの意見交換会を行いました。
その内容が以下のものです。

## 子どもたちの未来を育むために~放課後等デイサービスの現場から国・県・市議へ届けた声~

## 子どもたちの未来を支えるために必要なこと
まず、矢倉克夫参議院議員議員より「児童福祉分野はこれからの社会全体の希望だ」という力強いメッセージをいただきました。
職員からは、施設だけでなく、家庭・学校・地域が連携して、子どもたちが「自分の力を発揮して生きられる社会」を作るべきだと。そのためにも、現場を支える私たち職員の待遇改善(所得アップや休業支援)を、最優先課題にしていってほしいと要望。
それに対して矢倉議員は「まずは現場の人を守ることがすべてのスタートです」という言葉がとても心に残りました。

## それでも…人が足りない!
子どもたちの利用希望は増え続けています。でも、現実は…職員不足で新しい受け入れを断らざるを得ない状況が続いています。
特に最近は、保育士の養成校も全国的に減少中。
保育園向けの支援は手厚いけれど、障害児支援にはまだ十分届いていない…
そんな「制度の偏り」についても、現場から率直に問題提起させていただきました。
「公平な支援」をぜひ実現してほしい!それが、私たちの切実な願いです。

## 家庭環境と子どもたち
現場で感じるのは、ここ10年で情緒的な困難を抱える子どもたちが確実に増えたということ。
その背景には、家庭環境(ネグレクトや貧困など)の影響があることも議論になりました。
障害だけでなく、後天的な要因で生きづらさを抱える子たちも支えていく必要がある。
そんな気づきを改めて共有しました。

## 若い力と地域で育む未来
「自分らしく生きるまちを作りたい」そんな思いを共有できたことは、すごく大きな一歩だったと思います。

## 仕事の誇りを忘れずに
最後に矢倉克夫議員から言われた言葉がとても印象的でした。
「この仕事は、未来の大切な今の子どもたち子どもたちの人生を作る“尊い仕事”だと胸を張ってほしい」と。
日々の支援は大変なことも多いけれど、子どもたちの成長や笑顔に出会えるこの仕事は、やっぱりかけがえのないもの。

今回の懇談では3つの質問を国に届けました。この内容が国政に少しでも届くよう強く要望し、矢倉克夫参議院議員からも「キチンと国会で議論の場を設けて、現場を声をちゃんと届ける」と約束して頂きました。

その後は、小早川県議会議員、阿部・小池両市議らとも地域の活動や車両税の減免等についても要望したり、率直な意見交換を行いました。