福祉・保健医療JOINTセミナーについて
昨日、13日は埼玉県の危機防災管理センター内にて『第4回 福祉・保健医療JOINTセミナー』が行われました。
これは埼玉県福祉部・保健医療部の職員の方々が自主的に行っている合同勉強会です。
福祉部・保健医療部の職員を始め、埼玉県立大学、埼玉県総合リハビリテーションセンター、埼玉県社会福祉協議会、埼玉県保健所、医師会の方々など70名の方が参加されました。
今回は「発達障害について考える 親父パワーで障害児を支える?」と題しての勉強会でした。
この勉強会で、僭越ながら当団体の代表理事の金子が1時間10分ほど、講演を担当させて頂きました。
『発達障害の支援』と言っても、地域やその当事者の特性、拘りなど千差万別です。
一言で『発達障害とは?』と語ることはできませんので、この講演では発達障害児を抱える一人父親としてその思いや、活動について伝えさせて頂きました。
参加された職員や先生方は、普段は講師として登壇されるような方々ばかり。
そんな方々を前に、1人のオヤジが話をするのは筋違いでもありましたが、一生懸命に当事者の親としての思いを伝えていました。
このような自主的なものでありますが、県の福祉部・保健医療部の職員の方々が縦割りとなっている行政を少しでも横の繋がりを持ち連携したい、そして少しでも民間で活動されている人たちからの意見交換をしたいという取り組みは素晴らしい活動だと思います。
ここ1〜2年で埼玉県の発達障害に対する支援は、未就学から成人まで大きく制度拡充が成されてきています。
また職員の方々も少しでも必要なニーズを拾い上げようと努力をされております。
昨日はそんな民・官が一体となった交流会も兼ねた勉強会でした。
この勉強会の講師を務めさせて頂いたことに対して、心より感謝を申し上げます。