第2回ACEフォーラムに参加
19日は東京都内にて、一般社団法人 企業アクセシビリティ・コンソーシアム(ACE)が主催する、障がい者雇用の推進を図る「第2回ACEフォーラム」が開催されました。
障がい者の雇用を福祉や社会貢献を目的としたものから「企業成長の原動力」に転換する。
こんな理念を掲げ、日本IBMや日本GE(ゼネラル・エレクトロリック)、KDDI株式会社などを中心に昨年(2013年)発足した団体です。
一般社団法人 企業アクセシビリティ・コンソーシアム
https://www.j-ace.net/
代表理事を務めるのは日本IBMの橋本会長。
第2回ACEフォーラムでは、基調講演に「障がい者千人雇用」に取り組む、岡山県総社市長 片岡聡一氏と、厚生労働事務次官の村木厚子氏「障がい者雇用の現状と今後の動向」と題して基調講演を行いました。
各々30分間の講演でしたが、とても内容の濃い話で200名あまりの参加者もその話に集中していました。
その後はACE会員企業から障がいのある、社員16人(16社)の方々が職場での実績を報告。活躍事例紹介など行われました。
現在のACE参加企業はオムロン、富士ゼロックスなどを含め24社。
一般社団法人企業アクセシビリティ・コンソーシアムの会員企業
https://www.j-ace.net/ace/originators/
橋本代表理事は「会員企業としての参画は、100社を目指している」と言われていました。
フォーラム閉会の挨拶は、ACE理事でもあるKDDI株式会社の小野寺会長でした。
国会議員では、森まさこ元少子化担当大臣(障がい者担当大臣)、そして障がい者への支援や、雇用促進において活躍されており、当団体の活動をいつも応援頂いている山本博司参議院議員も出席。
フォーラム終了後の2014ACEアワードの表彰式会場では、日本IBMの橋本会長、KDDIの小野寺会長、総社市の片岡市長とも交流をさせて頂き、これからの障がい者雇用の在り方等について意見交換をさせて頂きました。
障害のある子どもたちを父親から支援をしている当団体も、イベントでは参加者の方からいつも出てくる言葉は「親亡き後」「我が子の社会進出(就労)」に関する悩みが多く、大半はこの内容で意見交換をしています。
大手企業が24社(現在)も参加されている、この一般社団法人 企業アクセシビリティ・コンソーシアムの、障がい者への就労支援活動は、私たちの様な、子どもに障害を持つ親としてとても勇気づけられる活動です。
今後も一般社団法人 企業アクセシビリティ・コンソーシアムの活動を応援してまいります。