輝HIKARIメンバーもボランティア&児童と共に参加:埼玉福祉事業協会フェスティバル2026
5月16日、地元さいたま市で開催された埼玉福祉事業協会フェスティバル2026では、来賓として参加させて頂きましたが、特定非営利活動法人輝HIKARIのOFF-JT活動として当団体の8名のスタッフがイベントのお手伝いをしました。
また、輝HIKARIの2施設の子ども達とスタッフもイベントに来て一緒に参加しました。
埼玉福祉事業協会様は、障害者支援施設「杉の子学園」や多機能型事業所「あかしあの森」など、多くの拠点で200名以上の利用者さんの暮らしを支えられている、地域になくてはならない大切な存在です。当日は、髙橋清子理事長や協力会の島村建会長をはじめとする皆様の「地域交流と障がいのある人の工賃向上に寄与したい」という熱い想いが会場全体から溢れており、非常に活気ある素晴らしいイベントでした。
輝HIKARIメンバーもボランティア&児童と共に全力参加!
今回のフェスティバルには、輝HIKARIからも職員8名がボランティアスタッフとして参加し、イベントを共に盛り上げさせていただきました。地域の一員として、他法人様の大切な行事を直接お手伝いできたことは、スタッフにとっても大きな経験と財産になりました。
また、輝HIKARI志木と輝HIKARIみらいの児童たちも一緒にイベントに参加しました。たくさんの出店や催し物に触れ、地域の方々と笑顔で交流しながら、温かいおもてなしの中で本当に楽しい一日を過ごすことができました。受け入れてくださった関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
髙橋清子理事長との懇談から学ぶ、福祉に携わる職員の「姿勢」
イベント終了後、埼玉福祉事業協会の髙橋清子理事長が、輝HIKARIのスタッフと懇談してくださる大変貴重な機会がありました 。髙橋理事長が語られた先駆的な取り組みと深い一言ひとことから、私たち障害福祉に携わる職員が持つべき「本質的な姿勢」を強く学びました 。
1. チャリティ感覚からの脱却と「実利」をもたらすプロ意識
従来の福祉施設の中には、「障害者が汗水流し、一生懸命作ったものしか売ってはいけない」という固定観念や、どこか“チャリティ感覚”に頼った運営がまだ残っている現状があります 。
しかし髙橋理事長は、「そうではなく、障害のある人に実利をもたらすやり方を選ぶべき」と明確な指針を示されています 。専門の職人を雇用して支援を学んでもらう体制を整え 、フォーシー様をはじめとする企業と大胆に連携することで大量出荷を可能にし、利用者さんの工賃を全国トップクラス(中には最低賃金水準や、毎月10数万円を支給するケースも)まで引き上げています 。
私たち職員も、単なる「お世話」や「ボランティア精神」だけに留まらず、「どうすれば利用者さんの確かな実利(収入や生活基盤)に繋げられるか」というビジネス視点とプロ意識を持つことが重要です 。
2. 障害の重さで可能性を狭めない「仕組みづくり」への情熱
パン作りや調理などの仕事は、衛生管理の観点などから軽度の方しか関われないケースが少なくありません 。そこで同協会では、クリーニング、フィットネスジム、店舗(杉の子マートなど)を立ち上げ、作業を徹底的に細分化しています 。さらに設備投資を行うことで機械にお金を稼いでもらい、障害の重い方や「いらっしゃいませ」が言えない方であっても、「受付に座っているだけ」「清掃をするだけ」で適切な賃金を得られる仕組みを構築されています 。
「できないからやらせない」のではなく、「その人がそこにいるだけで価値があり、しっかり工賃を得られるように大人が知恵を絞って環境を整える」という姿勢。これこそが、福祉のプロが追求すべきクリエイティブな支援の姿だと痛感させられました 。
3. 「失敗」を「次のチャレンジ」に変えるアプローチ
障害のある方は、健常者と比べて「自ら選ぶための経験値」が圧倒的に少ない傾向にあります(遊園地に行ったことがない、滑り台に乗ったことがないなど) 。
同協会では、なんと20種類以上ものお仕事を提供し、もし本人が「嫌になっちゃった」としても、それを失敗体験にするのではなく、「じゃあ、次は何にチャレンジする? 事務? 販売? クリーニング?」と次のステップへポジティブに繋げています 。
私たち職員も、子どもたちや利用者さんの可能性を最初から決めつけず、まずは「たくさんの経験」を提供し、自ら「選ぶ」楽しさを知ってもらうための粘り強い伴走者であるべきです 。
4. 「親亡き後」の豊かな人生を保障するトータルサポート
重度の障害がある方が直面する「医療の壁」(感染症流行時の入院拒否や、終末期医療での身体拘束など)の課題に対抗するため、同協会では自ら「のこクリニック」という診療所を開設されています 。
住む場所、働く場所、そして適切な医療を安心して受けられる場所を包括的に作ることで、「親が元気なうちだけでなく、親が亡くなった後もグループホームに入り、自立した工賃を得て、年に1回は自分のお金で旅行や外食を楽しめる人生」を本気で保障しようとされています 。
最後に:これからの輝HIKARIの決意
髙橋理事長の「障害のある人の人生が豊かになることを目指す」というブレない軸に触れ、私たち輝HIKARIスタッフ一同も、改めて身が引き締まる思いでした 。
目の前の児童たちの「今」を支えるだけでなく、彼らの「未来」、そして「親亡き後の生活基盤」をどう作っていくか。社会や企業と繋がりながら、実利を伴う実践的な支援を行っていくことこそが、私たちが持つべき真の姿勢です 。
埼玉福祉事業協会の皆様、本当に素晴らしい刺激をありがとうございました。今後とも地域の絆を大切にしながら、共に障害福祉の未来を切り拓いていけるよう、輝HIKARIも全力で邁進してまいります!










