輝HIKARI職員研修会を開催:埼玉県立大学朝日名誉教授

輝HIKARI職員研修会を開催:埼玉県立大学朝日名誉教授

輝HIKARI職員研修会を開催しました。
各施設合同で、正職員を対象に30名が参加。
職員研修会は2018年12月以来、5年ぶりの開催です。

埼玉県立大学の名誉教授であられる、朝日雅也先生に講師をご担当頂きました。


研修テーマは「当事者の想いに寄り添って」
障害者とは?当事者視点とは?自己決定権とは?意思決定支援とは?親権、子どもの権利など、障害福祉支援者としての一丁目一番地となる基本について学びました。
職員たちの間でもリフレクション、意見交換、様々な機会を設けて全員参加型の研修会でした。

意見交換会の時には、朝日先生が買ってきてくださった、あかしあの森のクッキーをみんなで食しながらトークなどしました。

最後に職員たちからの質問なども、時間を押してしまうほど、たくさんの質問が出ました。
これからも、職員たち、そして団体のスキルアップの為の研修会を行っていきたいと思います。

なお、当団体の金子代表理事がこの研修会で参加して研修を受けた感想です。

朝日先生の「その人」に寄り添う姿勢、そして社会福祉としての原点を改めて勉強させて頂き、自分の中で感じている障害福祉支援、特に特別支援教育でのインクルーシブや統合型教育論について改めて勉強する機会を得ることが出来ました。時期として、来年1月で我が子が18歳となり、民法上でいう「成人」になります。
そして3月には学校を卒業して、いよいよ社会生活のスタートをします。
その環境の中で、我が子の障害からこの団体を立ち上げた思い、また、我が子の子育てを親視点から思い返すと共に、今では障害福祉サービスを提供する支援者側としての立場としても聞かせて頂きました。
どこまでいっても本人視点、自己の意志決定を支援するのが支援者であると感じました。
そして「当事者視点」そして「その地域でその人らしく生きていく手段を私たちが提供するため」が、私たちの活動の原点であるということを実感できました。