障がい者雇用の未来を切り拓く。東京都ビジネスサービス(株)を視察:東京都港区
2月3日、当法人の金子訓隆代表理事が、山本博司前参議院議員と共に、東京都江東区にある東京都ビジネスサービス株式会社を視察いたしました。
今回の視察は、元厚労省障害者雇用対策課長などを歴任された小野寺徳子さんのご紹介により実現したものです。障がい者雇用の最前線で「何が起きているのか」、そして「これからの可能性」について、深い意見交換を行いました。

障がい者雇用の先駆者、東京都ビジネスサービス(株)とは?
1986年に東京都のモデル事業として設立された同社は、IT企業「株式会社システナ」の特例子会社です。
根津史明社長らから直接お話を伺い、特に印象的だったのは、その「自立した経営姿勢」です。
多くの特例子会社が親会社からの業務に依存する中、同社はなんと業務の9割以上を外販(自社営業)で獲得されています。
- 高い雇用実績: 社員593名のうち123名が障がいのある方。
- 多様な特性: 精神障がいのある方が約7割を占め、それぞれの強みを活かした職場づくりを実践。
- ITの力: 雇用率が低くなりがちなIT業界において、黒字化を達成しながらダイバーシティを体現。
現場で触れた「見える化」と「共生」の工夫
実際にオフィスを見学させていただくと、そこには障がいの有無に関わらず、誰もが主体的に働ける工夫が凝らされていました。
- デジタルサイネージの活用: 工程管理や進捗を「見える化」し、メンバーマネージメントを円滑に。
- キャリアパスの確立: 正社員制度や研修が充実しており、安心して長く働ける環境。
- 遊びから学ぶ: セガエックスディー社と共同開発したボードゲーム『ズバリ 気配り アニマッチ』など、楽しみながら障がい理解を深める取り組み。
障がいのある方が心を込めて作った商品を販売するECサイト「まるんと」や、ソーシャルファーム事業といった、「社会とのつながり」を創出する姿勢に大変感銘を受けました。
視察を終えて:輝HIKARIが目指す未来
同社の行動基準には、「私がガンバレば、ハッピーになる人がきっといる。」という言葉があるそうです。
私たち「輝HIKARI」が支援している子どもたちやそのご家族にとっても、将来「働くこと」が社会との幸せな接点になることは大きな希望です。ITの力を駆使し、多様性を力に変える同社の姿は、障がい者雇用の明るい未来そのものでした。
今回の視察で得た知見や繋がりを大切に、輝HIKARIもまた、子どもたちの「働く未来」の選択肢を広げるための活動を加速させてまいります。
ご紹介いただいた小野寺さん、そしてお忙しい中ご対応いただいた根津社長はじめ東京都ビジネスサービスの皆様、誠にありがとうございました。
輝HIKARIでは、今後も行政や先進企業と連携し、障がいのある方の自立と共生社会の実現に向けた発信を続けてまいります。
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