EXPO2025大阪・関西万博:障害者の文化芸術国際フェスティバル開会記念式典:大阪市
大阪・関西万博のEXPOホールにて、障害のある人々の多彩な文化芸術表現を世界に発信する国際フェスティバル『ここに私が、(そして)あなたは… 障害者の文化芸術国際フェスティバル』の開会式が行われました。
主催は、一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会。障害のある人々の自由で多彩な文化芸術表現を世界に発信するとともに、誰もが“旅"を通して芸術にアクセスできる社会を目指す「文化芸術ユニバーサル・ツーリズムプロジェクト」の一環として実施されます。
(式次第)
・開会あいさつ(全国手をつなぐ育成会連合会 佐々木桃子会長)
・主催者あいさつ 文科省 伊藤学司文化庁次長
・来賓祝辞 平井伸治鳥取県知事・衛藤晟一前衆議院議員・山本博司前参議院議員・浮島とも子衆議院議員、石川ひろたか衆議院議員、司たかし参議院議員・青柳正規元文化庁長官
・祝電紹介
山本博司前参議院議員のご挨拶より
公明党前参議院議員の山本博司です。本日は大変におめでとうございます。私は重度の知的障害の娘を持つ親として、全国手をつなぐ育成会のメンバーとして、感慨無量です。
障害者のための施策推進を18年間取り組んでまいりました。
2013年に滋賀で開催されたアメニティフォーラム。その場でアールブリュットネットワークが設立。青柳先生が会長。私も国会議員として参加しました。
障害者の文化芸術推進を進めようとのネットワークの皆様の声にお応えして、その年超党派の議員連盟を立ち上げ、事務局長に就任。その後、手をつなぐ育成会連合会の久保元会長・佐々木会長がネットワーク会長として、議員連盟と共に障害者文化芸術支援法を2018年6月に成立。この法律により文化庁予算の拡充など大きく進展。障害者の文化・芸術活動の環境が大きく改善されました。
本日参加されているヘラルボニーの松田さんご兄弟が法律制定の年、起業。今ではパリコレクションに参加されるなど大きく飛躍されています。このような場を世界に発信するためにも、共生社会に向けて全力で応援してまいります。本日はおめでとうございました。