上京物語 ~都会で働く先生たち~

國井真琴
Kunii Makoto
東北文教大学 短期大学部 卒業 2024年4月入職
プロフィール
同法人に入職して2年目。山形県から上京し、現在は一人暮らしをしながら、子どもの特性に合った支援をするために奮闘中!

療育への道を志したきっかけ
今回お話を伺ったのは、特定非営利活動法人輝HIKARI が運営する、児童発達支援COCORear はぐで働く國井さん。山形県から埼予県にある同法人に入職した経緯を聞いた。「高校の頃から、首都圏で就職したいと考えていました。家族も上京に関して背中を押してくれるような環境だったので、短大に人学してからは早いタイミングで首都圏にある施設をいくつか見学するために計画を立てていました」と國井さん。そもそも國井さんが児童発達支援に人職するきっかけとなったのは、自身が幼稚園の頃にさかのぼる。「同じクラスにダウン症の友達がいて、いつもその子と一緒に過ごしていました。一緒に遊んだり、その子が困っている時には手を貸したり…あの頃の楽しい思い出を今でも覚えています。それから自然と将来のことを考えた時に、障がいのある子どもたちを支援できる仕事がしたいと思うようになりました」
二度訪れて感じた施設の雰囲気
「就活時、この施設には2 度訪れました。1 回目は大学1 年生の時に施設見学、2 回目は大学2 年生の時に職場体験をしました。先輩方の優しい対応と、子どもたちが安心して穏やかに過ごす様子を見て、ここに就職しようと思ったんです」と話す國井さん。就職後に困ったことを尋ねてみた。「幼稚園や保育園は新しい先生が米ると園児たちが興味を示し、集まってくることがあると思います。ですが、私が人職した時、子どもたちは警戒しているのか距離を置いているように感じました。児童発達支援ならではかもしれませんが、その点が最初に戸惑ったことです。でも、先輩からアドバイスをもらい、子どもたちにとって分かりやすい言葉を選んで話すことを心掛けたところ、少しずつ心を開いてくれるようになりました。今では私を見つけると駆け寄ってきてくれる子もいて、信頼関係を築けているのかなと感じます」
上京者も安心できる待遇とは

休日は一緒に上京した地元の友人と過ごすこともあり、充実した日々を送っているという國井さん。「年間休日が120 日。持ち帰りの仕事はありませんし、残業もほとんどないので、プライベートの時間がしっかり取れます。特に、初めは一人暮らしに慣れない部分もあったので、家事をする時間が確保できるのは、嬉しかったです。食事の面も、お昼は子どもたちと一緒に栄養たっぷりの給食を食べることができるので、一人暮らしの私にとっては大変ありがたいです。また、上京者への支援が整っている点も、魅力のひとつー.住宅手当以外にも遠方から上京した職員には処遇改善住宅手当という名目で月1 万円の手当が支給されるため、帰省する時の交通費などにあてることができています」と國井さんは笑顔で話してくれた。
ホッとする居場所を作りたい
最後に、國井さんが目指す支援者像を伺った。「今でも、てあの時、どのように対応したら良かったかな…』と反省する毎日です。その度に周囲の先輩方に支えられアドバイスをもらい、少しずつではありますが、成長していけているように感じます。これからも、子どもたち一人ひとりのできることを伸ばし、みんながホッとできるような居場所を作ってあげられるように頑張りたいです。現場のことは、求人票やホームページだけでは分からないことがたくさんあると思いますので、これから療育の道を目指す学生さんはぜひ施設に直接足を運んで、自分の目で施設の雰囲気や子どもたちへの関わり方など見ることをおすすめします。ぜひ、輝HIKARI が運営する児童発達支援・放課後等デイサービスにも見学に来てくださいね!お待ちしています」
わたしの上京を叶えてくれた輝HIKARIの上京支援
住宅手当+α
住宅手当以外にも、遠方から上京した職員には毎月1 万円の処遇改善住宅手当が支給。
就職準備金で負担軽減
埼玉県社会福祉協議会の「障害福祉分野就職支援金貸付」で引っ越しや一人暮らしにかかる費用を軽減!
奨学金返還支援制度
埼玉県の制度で、2026年4月に導入を検討中。上記の就職支援金貸付と共に就職時期によって内容や条件等が異なる場合があるため、見学時に要確認!
挑戦してよかった!わたしの上京ライフ

仕事もプライベートも充実!都心まで電車ですぐなので、休日は友人とランチやショッピングに出かけています。