LikeLabとの団体交流

25日は、当団体の代表、理事2名、監事、広報の5名で、福岡県久留米市にある、LikeLabを施設見学しました。

LikeLabは、株式会社LikeLabが運営する児童発達支援・放課後等デイサービスです。

◆LikeLab facebookページ
https://ja-jp.facebook.com/likelab.jp

◆LikeLab ホームページ
http://ttanak3.wix.com/likelab

こちらのLikeLabは、24日に開催したキラリ☆マルシェを主催した、一般社団法人アカルカ福祉協会の代表を務める田中崇さんが同じく代表を務める会社。

福岡・埼玉という距離でしたが、以前から交流を行っており、昨年8月に当団体代表が施設見学を行い「おやじりんくの役員たちにも是非この施設は観て欲しい」という思いの中、今回のキラリ☆マルシェをキッカケに団体での交流を行いました。

LikeLabから代表・管理者・児童発達支援管理責任者・学長・作業療法士・広報室長など中心メンバーでお出迎え頂きました。

実際に児童をお預かりする「プレイスクールLikepot」を見学、その他、成人の方の自立訓練(生活訓練)を行うスペース「ソーシャルスクールLikeLab」を見学。

その個性ある施設づくりを見せて頂きました。

一見、学校教室?と思えるような個性的なつくりで、他とは違う児童発達支援・放課後等デイサービスです。

黒板が配置され、学校の机もあり、そして時間割もあります。

「久留米市では、高齢者の方のデイサービスと併設しているところが多く、その中で障害のある児童をお預かりする形態が、保護者の方の心配事になっていた

そこで、児童が楽しく学べるような構造化を行いたいと思ってこのような施設づくりになっていった」と田中代表から説明がありました。

また他の支援者からは、その立場からの支援の在り方について説明。他には、埼玉と福岡での支援制度の違いや、お互いの地域によるサービスの在り方などについて多岐に渉り懇談しました。

当団体の理事2名は、当団体が運営する、児童発達支援・放課後等デイサービス『輝-HIKARI-志木』、『輝-HIKARI-さいたま』の管理者が同行。

児童に対する対処法や、支援の方法、または管理者としての悩み事などざっくぱらんに意見交換を行いました。

その後は場所を移動して、同じくLikeLabが運営する「studio nucca(スタジオ・ヌッカ)」を訪問。

studio nuccaは、昨年12月に開設されたばかりで、障害のある18歳以上の方を対象に、絵画、創作などのアート活動で仕事を得るアトリエ型就労支援事業所として、就労継続支援B型、就労移行支援を行っている施設です。

精神的な障害、または発達での障害のある方でも「芸術創作活動など行って、自分の得意分野を生かしたい」と希望された方が、就労されている時間を活用して、創作活動に専念。

そこで作られた作品を販売するという店舗型の障がい者福祉施設です。

また、近くの福祉施設や作業所で制作された創作品を店頭において販売も行っています。

就労移行支援としては、その店舗を活用して、実際に接客業や、本物の商品・現金を使って、接客を体験して就労移行訓練を行うという取り組みもされています。

当団体として、先日「スイミー壁画プロジェクト」を通じて、同様に障害のある児童に対して、プロアーティストの協力を得て、創作活動を行いました。

その内容についても田中代表も存じており「言葉によるコミュニケーションが困難であったとしても、得意な分野や好きなことから、社会との接点をみつけられるようなキッカケづくりとして、芸術活動はとても大切」と言われておりました。

同じ地域の施設の方々と日々の交流はとても大切。

これを顕微鏡視点と例えるなら、福岡と埼玉という約1000km離れた同じ目的を持つ施設同士の交流は、望遠鏡視点として重要です。

LikeLabと、おやじりんくのこの団体交流は、お互いに切磋琢磨できるそして新しい発見が出来た素晴らしい交流でした。