設立について
私たち特定非営利活動法人輝HIKARIは、2012年の11月に設立しました。
利益はその団体が目的とする活動へ投資する
特定非営利活動法人という組織は、内閣府から認定された法人です。
株式会社など収益法人は利益追求を目的としていますが、その上げた利益は経営者や役員が分配できます。
でも特定非営利活動法人は利益を役員たちで分配する事はできません。
利益を出した場合、それはその団体が目的とする活動へ投資することが義務付けられています。
地域のボランティア団体というイメージだが収益法人と同じ
特定非営利活動法人は地域のボランティア団体というイメージが強いですが、実際には利益を上げることも、納税も、社会保険の加入も、給料を支払うことも、賞与も福利厚生も様々な待遇面においては収益法人となんら変わりありません。
当団体も年間約2億5千万円の事業収益を上げていますが、そこで得た利益は納税をして、他にも障がい福祉活動のいち所として、社会貢献に努めています。
父親の視点から障がい児・者の理解啓発を
この団体を設立したきっかけは、理事たちの息子が障がいをもって生まれたことにより、父親の視点から社会に対して障がいのある方の理解啓発活動をしていこうと思ったことです。[輝HIKARIとは]
ひかり輝き住み慣れたまちで自分らしく生きることを応援
当団体の理念は、障がいのある方が”ひかり輝き住み慣れたまちで自分らしく生きることを応援”していくこと。
この理念のもと、現在では約80名の職員が当団体ではたらき、協力者として活動を共に支えてくれています。
人材育成と専門職連携教育の推進
当団体では、障がい児支援の仕事を知るキッカケづくりとして、毎年、社会福祉学科の学生や保育過程を学ぶ専門学生、そして専門分野を目指す県立大学の学生らを研修の場として受け入れております。[人材育成・大学連携について]
上記動画は、輝HIKARIの金子代表理事が、職員に向けて「株式会社」と「特定非営利活動法人」の違いと、「輝HIKARIは何故、NPO法人なのか?を説明している動画です。
また以下に、話した内容の要約をしております。
特定非営利活動法人(NPO法人)の仕組みと特徴について、一般の方向けに分かりやすく要点をまとめました。
■NPO法人とは?
「特定非営利活動法人(NPO法人)」とは、社会貢献活動を目的として設立された団体で、収益活動を行うことも認められています。NPO(Non-Profit Organization)は非営利の団体を意味し、得た利益は役員や会員に分配せず、全て社会貢献活動に再投資されます。
■法人格を持つメリット
NPO法人として法人格を取得すると、団体名義で契約や土地登記、銀行融資などが可能になります。個人としては困難な融資や契約も、法人という社会的信頼のもとで実現できます。
■収益と分配についての特徴
NPO法人は収益を上げること自体は認められていますが、その利益を役員や会員に分配することは法律で禁止されています。利益は必ず社会貢献や団体の活動資金として再活用されます。
■職員の待遇
NPO法人の職員には、株式会社の職員と同様に給料や賞与、日当、社会保険、厚生年金、福利厚生、有給休暇などが認められています。従業員としての待遇面での違いはありません。
■株式会社との違い
株式会社は利益を株主に配当として分配できますが、NPO法人はそれが認められません。株式制度がないため、団体が利益を上げても、職員や役員の個人的な資産形成に直接寄与することはありません。
■輝HIKARIの活動概要
輝HIKARIは2013年9月1日に設立され、子どもたちの居場所作りから始まりました。社会貢献活動を中心に、大手企業からの協賛を得て全国的な活動を展開しています。全国44都道府県、145の市町村、350の団体施設を訪問し、行政や議会との協議や連携を進めてきました。
■法人情報の透明性
NPO法人は内閣府によって認定・管理されており、収支状況や役員報酬など全ての財務情報が一般公開されています。
以上が特定非営利活動法人(NPO法人)及び輝HIKARIの特徴と概要です。