NPO法人ぶうしすてむ川崎理事長:公明新聞にて紹介
特定非営利活動法人輝HIKARIとして、いつも交流をさせて頂いて居る、特定非営利活動法人ぶうしすてむの川崎理事長が10月18日付けの公明新聞にてご紹介されました。
ぶうしすてむの川崎理事長は、2016年に山本博司参議院議員からご紹介頂き、そこから交流を始めています。
PCで障がい者の働く場提供
特定非営利活動法人ぶうしすてむ理事長(松山市) 川崎壽洋さん
2024/10/18 6面
先天性脳性まひで、手足に障がいがある川崎さん。特定非営利活動法人「ぶうしすてむ」で活動を始めた頃、自分より障がいの程度は軽いのに、簡単な作業しかしていない人たちを見て、「パソコンのスキルを身に付ければ、もっと稼げるのに」と率直に思った。
以前は、京都のコンピューター専門学校を卒業後、愛媛県内の企業でシステムの開発を行うプログラマーとして約20年間勤務していた川崎さん。パソコンの普及とインターネットの高速化に伴い、在宅でも仕事ができる環境が整ってきたことから、2007年に同法人の理事長に就任後、パソコンを活用した就労支援に動き出した。
11年に開所した就労継続支援A型事業所と、16年に開所したB型事業所を合わせて、現在では約40人が登録。ホームページの作成や更新、画像処理、動画の編集のほか、高度な技術が必要な各種プログラミングやWebアクセシビリティー検査など多岐にわたる仕事を、在宅や事業所で行っている。
在宅で作業を始めた不登校経験者やひきこもりの人が、事業所に出向くようになったケースもある。社会との接点や安心できる居場所としての役割も担っており、社会性を身に付けて就職した人も20人を超える。
「テレワークがもっと広がれば、誰もが働きやすい環境ができる。障がいがあるからこそ、できることがある」ときっぱり言い切る川崎さん。温厚な人柄に、芯の強さが光っていた。
1964年生まれ。松山市在住。一般社団法人「えひめICTチャレンジド事業組合」代表理事、NPO法人「パラワク」理事長。
当団体との交流については下記のブログでも紹介しています。
これからのご活躍も期待しております。