MCSハートフルを見学
広告宣伝部の島です。
本日はMCSハートフル株式会社の見学をさせていただきました。MCSハートフルさんはメディカル・ケア・サービス株式会社さんの特例子会社です。
「特例子会社とは、 障害者の雇用に特別な配慮をし、 障害者の雇用の促進等に関する法律第44条の規定により、 一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の認可を受けて、 障害者雇用率の算定において親会社の一事業所と見なされる子会社です。」とあり、噛み砕いて簡単に説明しますと、「障害のある方の雇用の促進、そして安定を図るために設立された会社」です。
代表取締役の今野さん自ら、社内を案内して下さいました。
社内は誰でもわかりやすいように、視覚的にわかりやすく理解できるような設えがしてありました。画像を見ていただければわかりますが、扉の開く範囲を赤にして、ここに立っているとぶつかる等、瞬時に理解できます。
また、仕事で使用する文房具等も、写真で場所を示していますので、整理しやすいです。
階段は左側通行になっていて、安全面に配慮し、上りと下りでしっかりと線を引き、わけていました。
またMCS ハートフルAという就労継続支援A型事業所もあり、そこでは自動車やエアコンの清掃業務もされています。
清掃業務で使うぞうきんやバケツ等の分別も細かい指示が写真付きで業務内容をわかりやすく伝えておりました。
働く人々への配慮を見て感じたのは
障害のあるなしに関わらず、どの会社組織においても
こういった取り組みは学びになるのでは、と思いました。
一般的な職場において
「おいおい、何度も言わせるなよ」
「前にも教えただろ…メモってないのかよ」
なんてイライラするシーンを見たり聞いたり、言う立場、言われる当事者だったりすることがあると思います。
そんなときに、こういった設え…「構造化」というらしいのですが、この社内の「構造化」を取り組むことによって
私たちが抱えている社内でうまく伝わらない部分や、ストレスになっている部分を解消するヒントになるのでは…と、思いました。
誰が見ても、行動が止まらずに、スムーズに次の動きが出来るような
仕事が円滑にできるような。そんな仕組みづくりが大切だなと思いました。
大変に勉強になりました。
輝HIKARIとしても、放課後等デイサービスや訪問入浴介護サービスを行っていますが社内の人たちも含めた利用者さんがもっとスムーズに行動を起こせるようなそんな仕組みをひとつひとつ考えていけたらと思います。
新しい気付きでした。大変にありがとうございます。
(広告宣伝部:島良一)