第2回 こどもたちは、オヤジのチカラを待っている。 その2

3月8日に開催した「第2回 こどもたちは、オヤジのチカラを待っている。 その1」からの続きです。

午後2時から、埼玉県障害者交流センターのホールにて、基調講演として毎日新聞社 論説委員の野沢和弘氏をお迎えして講演をして頂きました。

講演内容は『障害児・者の権利擁護と父親として息子さんとの関わり』についてお話し頂きました。

野沢和弘氏プロフィール

1959年10月、静岡県熱海市に生まれる 1983年早稲田大学法学部卒業。同年、毎日新聞へ入社。津支局、中部報道部(名古屋)を経て92年に東京本社社会部に転勤。

いじめ、引きこもり、薬害エイズ、児童虐待、障害者虐待などを中心に新聞社として様々な社会問題に携わり配信。

社会部副部長、夕刊編集部長などを経てから、2009年に論説委員として社会保障担当を歴任。

元千葉県障害者差別をなくす研究会座長、社会保障審議会障害者部会委員、内閣府障害者制度改革推進会議差別禁止部会委員、厚労省今後の精神保健のあり方検討会委員など。

権利擁護と成年後見の情報誌「Panda-J」編集長及びNPO法人PandA-Jの理事を務める。

主な著書に「あの夜、君が泣いたわけ」(中央法規)、「条例のある街」(ぶどう社)、「廃墟の中の希望」「なぜ人は虐待するのか」(Sプランニング)、「わかりやすさの本質」(NHK出版)

今回の講演も1時間45分に渉り講演をして頂きました。

内容は、野沢氏が新聞社として取材に携わった、障害者通所施設・グループホームでの虐待が行われていた事件についての説明と、当事者の方々への対応、そしてそこにある親としての気持ち、また支援する側の精神的なものなど、事件を通じて見えてきた様々な背景を分かりやすく説明頂きました。

他には、障害者への権利条約の制定、障害者差別解消法への取り組み、通所施設での関わり方などもお話しされました。

また文化芸術の観点から、障害のある方への社会交流、得意分野を生かして伸ばすアールブリュットへの支援などについても説明。

他には、海外での支援、そして新しい障害のある方々への就労の在り方なども、野沢氏が実際に訪問して感じたことなども伝えて頂きました。

また、野沢氏は自閉症のお子さんを抱えるひとりの父親として、子どもと接した時の様々な経験や体験を通じて感じた思いなど、オヤジとしての活動や地域での理解を求める啓発活動についてもお話し頂き、多岐に渉り「障害者との共生」について講演をされました。

講演後は15分程度の時間を設けて参加者からの質問を受けました。

内容は精神障害のある方への、就労、そして社会での立場や配慮について回答をされておりました。

自閉症を始めとした発達障害について、発達障害者支援法が制定されてから今年で10年目。

一般の方々に対して発達障害が理解されつつありますが、まだまだその特性や支援について誤解がある面もあります。

『深い井戸の暗い底から抜け出してきた「理解」という面で、支援に携わる私たちがより深い理解を社会に求める重要性を感じて、深い井戸の暗い底に戻る恐怖に打ち勝ちながら、進んでいきたい』

このようなお話しの中で、その背景にある、親の心理状態や、支援体制の拡充について努力していきたいと思います。

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