さいたまパパ・スクール第4期にて講演しました

19日は、さいパパさんが主催するセミナー「さいたまパパ・スクール第4期」の第二回目の講座として、講師を務めさせて頂きました。

このセミナーは以前、こちらでも紹介した通り「パパがパパを育てる」「パパ同士学びあう」ことでパパたちの交流を主としてさいたま市で行っているイベントです。

さいたま市のホームページでも紹介されています。

さいたまパパ・スクール第4期 パパが変わる20時間 ママには癒しの20時間!??

http://www.city.saitama.jp/www/contents/1314596600648/

当日は約30名のパパが参加されました。

今回、当団体の代表理事が話したテーマは「発達障害を考える〜父親だからできること〜」でした。

参加者のパパたちが抱える、お子様の年齢は0歳?1歳が7割を占めており、まだパパに成り立てのお父さんたちが主でした。

講演内容を考える時、この様なまだ乳幼児の子どもを抱えているパパたちに「発達障害」についてどうのように伝えたら良いか?ということをとても悩みました。

そこで今回は、埼玉県の福祉政策課が配布している、発達障害児の理解促進リーフレット「子どもの発達障害がわかる!」、「子どもをほめよう(楽しい子育てのヒント集)」の2つを配布。

http://www.pref.saitama.lg.jp/site/hattatu/hattatu-leafret-nyuuyouji.html

またさいたま市の障害福祉課が配布している「ちょっと気になる子(発達障害)を理解するために〜乳幼児期〜」を配布しました。

http://www.city.saitama.jp/www/contents/1189734968103/

また、NHKで特集されたおやじりんく特集『発達障害児 父親が連携して支援』を放映。

http://www.youtube.com/watch?v=mON1frlncJw

講演の時間は1時間20分。

発達障害の中で、自閉症・注意欠陥多動性障害・学習障害についての基本的な事について説明しました。

発達障害とは一概に「こういうもの」と伝える事はとても難しいので、代表理事の息子の体験や親の気持ちや心構えについても伝えました。

また発達障害と疑う状態(ちょっと気になる行動が目立つとき)の時期の母親の心境や、父親の気づきやフォローについても説明しました。

そして現在の小中学校の通常級に6.5%の発達障害児またはその疑いのある子どもが何ら特別な支援を受けられていない現状についても説明。

その子どもへの理解や支援などについても話しました。

今までは、発達障害児を持つ親たちに対しての講演や、その関係者などに対しての講演でしたが、今回は障害とは無関係な人たち…特にパパになったばかりの父親たちに発達障害について話す機会を設けて頂きました。

近い将来我が子らが万が一、その発達障害という事になる事、そして発達障害児たちに縁をする機会がでることも想定して、パパになったばかりの人たちは真剣にその講演を聞いて頂けました。

どうもありがとうございました。